ソニー α7 IVのカスタム設定を紹介!|動画クリエイター DAIGEN
はじめに
2021年12月に発売されたソニーα7 IVのカスタム設定をご紹介します。α7 IVは画素数は3300万画素あって動画も4K60pまで撮影できるので、写真も動画もどちらも撮りたい人におすすめのカメラです。α7 IVから搭載されたフォーカスマッピングやフォーカスブリージング補正など機能満載ですが、カスタム性も良いので撮影に出る前に一度自分の使いやすいようにボタン類を設定しておくと撮影もスムーズになるかと思います。
カスタムキー/ダイヤル設定
背面1
(1)APS-C S35 / フルサイズ
α7S IIIでは使えなかったAPS-Cモード。画角が1.5倍程度にクロップされるので少し狭く撮りたい時に親指一本で切り替えられるようにこの場所に設定しています。
(2)フォーカスモード
(3)フォーカスマップ表示切換
フォーカス関連で隣同士に設定する事で撮影時に混乱しないようにと考えています。
(4)グリッドライン表示切換
シーンによって表示/非常時を選択する事があります。左側ボタンのカスタムキーを使っているのは、右に置く程撮影中にこまめに調整するわけではないので、一度カメラを支えている左手を離して設定ボタンを押す必要があるこの位置にしています。
(5)ブリージング補正
新機能のブリージング補正は周辺の画角を少し犠牲にして、フォーカス位置が変わってもクロップされないようにするものですが、結構便利で気に入って使っています。
背面2
(1)押す間AF / MF切換
これは押している間だけMFに切り換えてくれる機能です。例えばオートフォーカスで被写体を捉えた後、ゆっくりパンして次の被写体までの間にフォーカス移動させたく無い時などに押し続け、次の被写体にカメラが向いたら、ボタンを離してフォーカスを合わせるなどして使います。とても便利に使えるので親指で操作できる場所に設定しています。
(2)ゼブラ表示切換
白飛びのチェックに使っています。
(3)手ブレ補正
他のαでも手ブレ補正はこの位置に設定しています。
(4)測光モード
特にS-Logを使う時は、測光モードを使ってどこの明るさを感知するかを切り替えているので、使いやすい場所に入れています。
(5)ピーキング表示切換
マニュアルフォーカスのピント合わせで使用する機能で、指定した色でフォーカスがあったところを知らせてくれます。
上面
(1)動画撮影
デフォルトのままですが、今後別の機能を割り当てるかもしれません。
(2)ピクチャープロファイル
動画の時はS-Logで撮影し、スチールに切り替える時にオフにしてから撮影するので、設定の変更忘れを防ぐためにも目につきやすい場所に割り当てています。
ダイヤル/ホイール
(1)AV(絞り)
絞りを人差し指ですぐに変えられる場所に設定しています。
(2)TV(シャッタースピード)
(3)露出補正
ISOオートで撮影している時などに露出補正を行っています。
(4)ISO感度
モニターを見ながら露出が±いくつなのかを確認するために、ダイヤルでISO感度を変更できるようにしています。
ファンクションボタン
上段左から
録音レベル / フォーカスモード / フォーカスエリア / クリエイティブルック / ゼブラ表示 / ゼブラレベル
下段左から
記録方式 / 記録フレームレート / 記録設定 / WB / フォーカスマップ / 美肌効果
α7S IIIにも搭載されているクリエイティブルック。撮って出しで雰囲気のある写真や動画が撮れるので気に入って使っています。α7 IVは4K120pでの撮影ができず、120pの表現がしたいときはFHDに切り換える時もあるので記録方式はファンクションボタンに設定しています。美肌効果も人物撮影の時に使うことがあるのですぐに使用できるように設定しました。
その他の設定
■自動電源OFF温度・・・高
デフォルトの標準にしたままだと熱ですぐにシャットダウンしてしまいますので「高」に変更しておくことをおすすめします。
■シャッタボタンでREC・・・する
RECしやすいように設定しています。写真と動画で同じボタンで撮影できると逆RECなどのミスも少なくなると思います。
■アンチダスト機能・・・電源OFF時のシャッター「入」
電源OFF時にシャッターが閉まるようにしています。レンズ交換する際などに安心です。
まとめ
α7 IVはまだ購入して間もないのですが、α7S IIIや前に使っていたα7 IIIのカスタム設定をベースにカスタマイズしてみました。これからもっと使いやすい設定があれば少しずつ変えていって、自分の撮影スタイルに馴染むようにしていきたいと思います!
▼今回ご紹介した内容はコチラの動画でもご覧いただけます。
■動画クリエイター:だいげん
日本一映像を楽しむビデオグラファー。家族に人生を楽しんでいる姿を見せたくて9年間務めた製薬会社を退社し動画制作の道へ!1985年生まれ、5歳と3歳の2児の父。趣味は漫画、料理、映像製作。北海道出身、大阪在住。