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妥協のないスペックの実現と視覚・聴覚・触覚に訴える本物の質感
映像エンジンをデュアル化することは、最高約8コマ/秒の高速連写を語る上で欠かせないファクターです。また、CMOSセンサーから送られてくる大容量データの高速処理にも、デュアル DIGIC 4が大きく貢献しています。デュアル DIGIC 4の実力をもっとも実感できるのが、ノイズ処理能力。色ノイズだけでなく、画像の自然な印象を左右する、輝度ノイズの除去において高い性能を発揮します。また、低ノイズ現像処理の高速化による常用ISO感度の向上をはじめ、多彩な画像処理機能、フルHD動画撮影、ライブビュー撮影機能など、多くの機能に磨きをかけました。
より豊かな階調を表現するために、14bit A/D変換(16384階調)を採用。CMOSセンサーが捉えた高画質で、豊かな階調を再現することができます。白トビや黒ツブレ、トーンジャンプを抑え、夕焼けなどの光の微妙な変化も滑らかに再現します。
キヤノン EOS 7D
高速・高画質を生むデュアル DIGIC 4
高感度・広ダイナミックレンジ
光学ローパスフィルター
ノイズリダクション機能
視野率約100%ファインダー
オールクロス19点AFセンサー
新開発・測光システム「iFCL測光」
キヤノンが培ってきたCMOSセンサーの自社開発技術が、高度なレベルで結実。EOS 7Dは、約1800万画素のCMOSセンサーを搭載(APS-Cサイズ、有効撮影画角はレンズの表記焦点距離の約1.6倍相当)しました。わずか22.3 ×14.9mmのスペースの中に、約1800万個の画素を無駄なくレイアウト。生み出される解像感や階調性は、これまで描けなかった緻密なディテール、微妙な色彩さえも、粒状感のない深みのある画像として記録できます。また、約1800万画素の大容量データを高速で処理するために、高速・8チャンネル信号読み出しを採用。最高約8コマ/秒の高速連写にも貢献しています。
高画素をめざすか。高感度をめざすか。キヤノンは、いずれも妥協することなく、この2つのファクターを高次元で両立させる技術を開発。EOS 7Dの新しいCMOSセンサーは、集光効率のさらなる向上を追求しました。センサー上に並ぶ画素ごとのマイクロレンズの隙間(マイクロレンズギャップ)をなくすだけでなく、マイクロレンズからフォトダイオードまでの距離を短くし、光を効率的にキャッチ。また製造工程に微細化プロセスを導入することで、フォトダイオードの面積を確保。約1800万画素の高画素でも、高ISO感度・低ノイズ、広ダイナミックレンジを可能に。さらに低感度側は、白トビしにくく、ダイナミックレンジの広い画像を生み出します。
キヤノンの高画質技術は、CMOSセンサー表面のローパスフィルターにも活かされています。画質低下の原因となる赤外線の入射を抑制するため、最前面のローパスフィルターには赤外線と紫外線をカットするダイクロイックミラーを採用。入射光に含まれる不要な赤外線を吸収する赤外吸収ガラスと併せて、理想的な赤外光カットを行うハイブリッド構造を実現。センサー表面などの反射で発生する赤ゴースト、かぶりも低減。さらに3枚の水晶板による光学ローパスフィルターが偽色や色モアレを抑えます。
あらゆる被写体に対応するためには、高感度だけでなく、低感度にも強くなければいけない。EOS 7Dは、常用ISO感度100~6400(拡張H:12800)という広い感度設定を実現。高感度側は、光量の足りない屋内やスタジアム、夕暮れ時などでの、手持ち撮影も安心。またシャッター速度を上げられるため、被写体ブレにも対応。感度を上げても低ノイズなので、クリアな画像が得られます。一方、低感度側のISO100は、絞り込んだ風景撮影、大口径レンズで開放を活かしたポートレート撮影に有利です。ISO感度自動設定により、撮影シーンに合わせて ISO100~3200の範囲で自動的に感度を設定します。
高感度撮影時と長秒時露光撮影時に起きやすいノイズ。ノイズリダクション機能は、それぞれの特性に合わせて2種類をご用意しました。高感度撮影時は、特にシャドー部のノイズを軽減。ノイズ低減はすべてのISO感度設定時に作動します。効果は「標準」「弱め」「強め」「しない」の4段階から選べます※3。長秒時露光撮影時は、露光時間1秒以上のすべての撮影でノイズ低減を行う「する」、ノイズが検出された場合のみノイズ低減を行う「自動」から選択できます。
雲や雪、白い服、日差しが強い時の人の顔など、白トビしやすいシーンで活躍する高輝度側・階調優先機能。ダイナミックレンジを高輝度側に拡大することで、白トビを抑制。グレーからハイライトまで、豊かな階調表現を実現。また、ファインダーを覗いたまま、設定の有無がわかる「D+」マークを、ファインダー内に表示します。
選べるRAWは3種類。最高画質ならRAW、高画質と画像処理の軽快さを求めるならM-RAW、大判プリントを目的とせず画像処理を行いたい場合はS- RAWが便利。またJPEGの記録画質は6種類。RAWと組み合わせることで記録画質は全27種類となり、幅広い選択が可能です。
被写体が高速で駆け抜けるモータースポーツ、選手がアグレッシブに動く球技、先の読めない野生動物の動き、野鳥が羽ばたく瞬間。一瞬に潜む、決定的瞬間を捉えるために、連写性能が進化しました。EOS 7Dのボディは、プロ機に比べ小型でありながら、外付けバッテリーグリップを装備せずとも、最高約8コマ/秒の高速連写が可能。デュアル DIGIC 4、CMOSセンサー、高速シャッター、高性能2モーターシステム、専用マイコン搭載のAFシステムが連携することで、実現した高速性能です。さらに電気システムを刷新することで、全記録画質で約1800万画素ながらも、この高速連写を可能にしています。
一眼レフカメラの基本姿勢は、ファインダーを覗きながら撮影をするということ。キヤノンは、ファインダーの性能を追求。撮影者が求める、視野率約100%を実現しました。ペンタプリズムは、従来のAPS-CサイズのCMOSセンサー搭載機を大きく上回る、大型サイズを採用。さらに、倍率は1.0倍、視野角 29.4°、アイポイント22mmと、プロ機に匹敵する精度を実現しています。また、ファインダーを覗いた時に感じる“見え”のよさにも配慮。色収差を抑えるガラス素材と、プラスチックの非球面レンズを効果的に組み合わせた接眼レンズを採用しています。
より速く、より正確に被写体を捉えるために、オールクロス19点AFセンサーを開発。測距範囲内のあらゆる被写体の捕捉精度が、より高度なレベルに到達しました。AFエリア全体に配置した19点のAFセンサーで被写体を捕捉するため、動物やスポーツなど予測できない動きも的確にキャッチ。全測距点が F5.6対応のクロス(縦/横)測距が可能なので、縦または横線どちらか片方の検知では得られない捕捉性能を実現します。使用頻度の高い中央測距点のラインセンサーは、高いピント精度を可能にするF2.8光束対応・デュアルクロス(縦/横)センサーを配置。よりシビアなピント精度が求められる、大口径レンズ使用時に効果を発揮します。中央上/中/下3点の横線検知センサーは、2ライン・千鳥配列で二重に測距するため、検出のバラツキを抑制。同時に大デフォーカス(大ボケ)状態からでも、すばやくAFすることができます。
露出を精度のさらに追求するために、新しい測光システム「iFCL測光」を開発。測色機能を備えた、新開発の縦2層構造の63分割デュアルレイヤー測光センサーが、さまざまな光源下において高精度な露出決定を実現。19点AFに最適化した63分割デュアルレイヤー測光センサーが捉える光に、色が露出に与える影響とAF情報を加味。また、AF情報から被写体領域を検出し、被写体領域に重点を置いた評価測光アルゴリズムを搭載することで、主被写体と背景の露出バランスを考慮した、シーンに応じた好ましい露出決定が可能になりました。
写真家だけでなく、映画・動画クリエーターから高い評価を得たフルHDのEOSムービー。高感度、低ノイズ、美しいボケ味に加え、多彩なレンズが生み出す表現力は、EOSムービーならでは。EOS 7Dは、さまざまな動画のプロフェッショナルのニーズに応えるため、動画機能がさらに進化。記録画質は3種類で、フレームレートをそれぞれ選ぶことができます。またCMOSセンサー読み出しを8チャンネルで行うため、HD/SD画質で60fpsを実現。被写体や画面の動きが速い時にも、滑らかな映像を記録できます。ピクチャースタイル、オートライティングオプティマイザ機能、レンズ周辺光量・自動補正機能、高感度撮影時のノイズ低減、高輝度側・階調優先機能も映像に反映可能。動画撮影を開始する時は「ライブビュー撮影/動画撮影」スイッチを「動画撮影」に切り替えて、「スタート/ストップ」ボタンを押すだけ。操作性も向上しました。
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