Weekly Pickupショッピングのご案内
2008.05.30
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
光学18倍の高倍率ズームレンズを内蔵した、コンパクトデジタルカメラ。このズーム倍率の機種では、世界最小サイズです。画角は、換算値で広角27mm~超望遠486mm相当をカバー。デジタルズームを併用すれば、最大で約2000mm相当に迫ります。これは、満月を大写しにできるくらいの超望遠。
電子ビューファインダーを搭載し、一眼レフに準ずる操作が可能。撮影モードは、シーン選択のほか、絞り優先AEやマニュアル露出など、基本4モードも選べます。また、記録画素数を下げれば、超高感度ISO6400での撮影や、1秒間に約13コマの連続撮影もOK! もちろん、顔認識機能も使えます。本機は、クールピクスの現行シリーズの中では、異彩を放つ高性能モデルです。
ちなみに、ニコン製デジタル一眼レフのエントリーモデル「D40」と比べても、実質的なスペックは、こちらのほうが上。D40は有効6.1メガで、しかも一眼レフながらシャッター機構がCCD電子シャッター併用となっている点が、Dシリーズ上位機種と決定的に異なります。つまりD40は、もともとが「レンズ交換できるコンパクトデジカメ」でした。ファインダーが光学式でも電子式でも気にならないのであれば、ボディのサイズと、同じ焦点距離のレンズを揃えるコストの2点で、この「COOLPIX P80」のほうが、初心者の方には便利かもしれません。
(メーカー希望小売価格/オープン)
外見はコンパクトデジカメでも、中身と性能は超高画質デジタル一眼レフと同じという、超個性派のデジタルカメラ。しかも、画像記録系統には、シグマ独自の3層方式ダイレクトイメージセンサーが採用されています。普通のコンパクト機よりも、画像センサーのサイズが格段に大きく、そのためレンズの光学的な焦点距離や作画効果も、一眼レフと同等です。被写界深度の感覚は、APS-C並みになるので、絞りの設定にご注意ください。内蔵レンズは開放F4の単焦点タイプ(光学ズームなし)ですが、デジタルズームで画角を変えることはできます。
アスペクト比は3:2のみで、この点も一眼レフと同じ。4:3を削って3:2にしたのではないので、カタログ通りの画角が得られます。シャッターは、画像センサーによる電子シャッターではなくて、電子制御する機械式のレンズシャッター。対応する絞りの条件により、最高1/2000秒まで設定できます。フルオート撮影もできますが、基本的にはオートより手動設定に重点を置いた設計で、フィルム用の高級コンパクトカメラに近い仕様です。顔認識機能は搭載せず、撮影テクニックの不慣れをカバーするような機能もありませんから、初心者の方にとっては、はっきり言って使いにくいかもしれません。
本機は写真表現のための道具というスタンスなので、自然風景などをじっくりと手間をかけて撮影したいという、ベテランの方におすすめ。昔のフィルムカメラで覚えた操作感覚を、デジタルでもほとんど変えることなく、妥協のない絵作りを楽しめるところが最大の特徴です。デジタル一眼レフでも、普通のコンパクトデジカメでも、そしてフィルムカメラでもない、まったく新しいカテゴリーとなるこのカメラ。興味のある方は、ぜひトライしてみてください。
(メーカー希望小売価格/オープン)
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