Weekly Pickupショッピングのご案内
2008.10.31
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
ソニーα900の新登場に合わせ、レンズ専業メーカーからも、αマウント仕様を追加して、新しい交換レンズがお目見えしました。このレンズは、中望遠から超望遠までを幅広くカバーする、本格志向の望遠ズームレンズ。35ミリ判フルサイズのα900に合わせて、フルサイズでの撮影に対応しています。フィルム用の一眼レフでも撮影可。APS-Cサイズのボディに装着した場合、換算焦点距離は、表示されたミリ数に対して約1.6倍程度になります。
これほどの超望遠になると、はっきり言って、使い道は限定されます。持ち歩く際に重さが気になる上、被写体が画面に収まらずに、はみ出すことも多くなるので、いつも気軽に持ち歩くレンズとしては、やや不向きです。自然風景など撮影現場のカメラ位置が限られる場合、野生動物や湿地の中に咲いた花などを撮影する場合、あるいはスポーツ競技を観客席から撮影する場合、それから鉄道や飛行機の撮影などに、このレンズを使うと便利でしょう。
レンズマウントは、ソニーα用のほか、シグマ、キヤノン、ニコンなどの各社別に対応。ただし、ペンタックスマウントは、まだありません。いずれも固定式(マウント部分だけの交換は不可能)で、AFはレンズ側内蔵の超音波モーターで駆動します。なお、旧式のカメラボディでは、レンズ側のモーターに電源を供給できないので、AFが効きません。手ブレ補正機構は、キヤノン用、ニコン用、シグマ用の3モデルのみ、レンズ側に搭載。ソニー用は、手ブレ補正機構がボディ側に付いているので、レンズ側に補正機能はありません。
鏡筒に付いているアームは、三脚にレンズを取り付けるためのアクセサリー(三脚座)。質量の重いレンズなので、三脚を使った撮影では、カメラボディの底面ではなくて、レンズの三脚座にあるネジ穴を三脚にセットすることで(カメラ本体は宙吊りになる)、重さが偏らないようにバランスを保ちます。
(メーカー希望小売価格/税別10万4,700円)
使用頻度の高い焦点距離域をカバーする、オーソドックスな仕様の大口径望遠ズームレンズ。昔ながらの3倍ズームなので、ファインダーでの見た目は、ベテラン好みの慣れた感覚があります。高級ガラス素材を使用し、良好な画質が得られることも特徴。ズーム全域が開放F2.8と、望遠端で露出が変わらない点も魅力です。最短1メートルまでピントが合い、小さな被写体の近接撮影もできます。
画角は、35ミリ判フルサイズに対応。APS-Cサイズのデジタル一眼レフで撮影した場合、画角としては、さらに1.6倍程度の望遠効果がプラスされます。マウントは、ソニー用を含む各社互換モデルを用意。レンズ内に手ブレ補正機能はありませんが、ソニー用とペンタックス用では、カメラボディ側の手ブレ補正機能が使えます。
レンズ前面が回らないインナーフォーカス方式なので、レンズフードは花形フードを採用。三脚に取り付けるための三脚座も、レンズ鏡筒に付いています。AFは超音波方式なので、マウントに電源供給用の接点がない旧式のカメラボディでは、AFが使えない例があります。カメラメーカーのWEBサイトなどで、事前に互換性を確認してください。なお、現行のシグマ製レンズでは、ニコン・ペンタックス互換レンズに、絞りリングはありません。
(メーカー希望小売価格/税別11万8,000円)
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