Weekly Pickupショッピングのご案内
2008.11.28
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
オリンパスとしては、初の中級デジタル一眼レフ。最上位機種の「E-3」と同等の基本性能を継承しながら、デジタルフィルター機能を内蔵したり、標準モードのアスペクト比4:3だけでなく、自在に画面比率を切り替えて撮影できるなど、バリエーション豊かな写真表現が可能となりました。
有効画素数は、「E-3」を上回る1230万画素。オリンパスでは、一眼レフもアスペクト比4:3が標準なので、基本の設定で撮影したときに、最高の記録画素数が得られます。なお、この製品はボディ内にミラーがある方式で、ノーマルなフォーサーズ規格のレンズマウントとなっています。
本機で新たに採用された「アートフィルター」機能は、従来なら、レンズ先端にアクセサリーのフィルター製品を取り付けて撮影したり、プリント段階で色調を調整することによって得られていた特殊効果を、カメラ内のデジタル処理によって、撮影時点で実現できるもの。ソフトフォーカスのような雰囲気にしたり、発色を派手に強調したりといった効果のメニューが装備されています。
アスペクト比は、標準4:3のほか、16:9や3:2はもちろん、縦に長い3:4や、正方形の6:6など、9種類から選択可能。ホームページやワープロ文書の中に、写真画像を取り込んで使いたい場合などに、最適な画面比率を選んで撮ると便利そうです。なお、普通の写真プリントが目的の撮影では、印画紙に対応サイズがある、ノーマルな比率を選んでください。なお、撮影時に設定されたアスペクト比は、ライブビュー機能を利用すれば、液晶に表示して視覚的に確認できます。
これ以外にも、本機には、いろいろな機能がたっぷりと詰め込まれているので、詳しくはメーカーのカタログまたはWEBサイトを、じっくりとご覧ください。
(メーカー希望小売価格/オープン)
オリンパスのデジタル一眼レフ各機種で使用する、大口径の標準ズームレンズ。ファインダーではなく、ライブビューで撮影するときに、被写体のコントラストを直に検出できる、「ハイスピードイメージャAF」に対応しました。このレンズは、従来モデルをリニューアルし、「II」として発売したもの。換算焦点距離(画角の目安)として、ワイド端28mm相当から立ち上がる、倍率が約4倍弱の標準ズームレンズで、単体で発売されるほか、「E-30」のレンズキットにも採用されています。
このレンズの特徴は、ズーム倍率が高いことと、普及機のキットレンズと比較して大口径であること。広角端で開放F2.8、望遠端でもF3.5となっているので、高速シャッターを使ったり、背景ボケを生かした表現が自在にできます。倍率は約4倍でも、開放絞りは1段の半分しか変化しない光学特性は魅力あり。絞り羽根は円形絞りで、ボケ味の描写に最適です。そして、レンズ本体の、防塵・防滴性能にも優れています。
フォーサーズでは、画角(写る範囲の目安)を35ミリ判換算するときの倍率が、APS-Cサイズの他社と異なります。実際に写る画角を35ミリ判に例えると、実質焦点距離の2倍相当になるので、数字の感覚を間違えないようにご注意ください。このレンズでは、画角のわりに実際の焦点距離が短いことになるので、広角レンズに似た光学特性が得られます。そのため、最短撮影距離は、撮像センサーから22センチという近さ。レンズ先端から被写体までの距離に置き換えると、望遠側で7センチまでは近寄れる性能があります。
他社の一眼レフ用レンズ(35ミリ判/APS-C用)と比較して、小型・軽量で、なおかつ大口径、そして近接性能に優れるという点が、フォーサーズならではの強み。被写体や撮影目的を適切に選べば、このレンズが活躍できる機会は相当に多いかもしれません。
(メーカー希望小売価格/税別83,000円)
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