Weekly Pickupショッピングのご案内
2009.01.02
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
3倍デジタルテレプラスPRO300 3XMソニーα用
メーカーサイト
ソニー、コニカミノルタ、ミノルタで共通のαマウントに対応するテレコンバーター。一眼レフのボディと、普通の撮影用レンズの間に装着することで(サンドイッチ状態)、焦点距離を光学的に伸ばすことができる補助レンズです。テレコンバーターのみでの撮影は、できません。
本製品は、焦点距離が50mm以上の交換レンズと併用するための望遠専用設計。300mm/F2.8のレンズに装着したとき、最高の光学性能が発揮されます。ただし、焦点距離(ミリ数)が伸びるのと同時に、開放F値も暗くなってしまうのがテレコンバーターの特徴で、本製品でも合成のF値が暗くなるため、AFが効きません。自動露出は連動しますが、デジタル一眼レフのカメラボディ側に付いている、手ブレ補正機能との連携は、動作保証されていないので、OFFにして撮影してください。
この3倍テレコンを使うメリットは、滅多に出番のない超望遠レンズを代替することです。もともとピント位置が無限大で撮影することが多い風景写真などの場合は、AFを使わなくても構わないので、極端な超望遠で撮影したい場合があれば、このテレコンバーターで、単体の超望遠レンズを代用することは可能。大きな交換レンズを持ち歩かずに済むので、超望遠での撮影が気軽にできます。原則として大口径レンズに合わせた設計ですが、ファインダーが暗くなる点を容認できるなら、開放F4より暗いレンズでも撮影はできます。ただし、ズームも含めて焦点距離50mm以下となる広角レンズには対応していません。
テレコンバーターを付けても、交換レンズ本体側の近接性能は変わらないので、撮影倍率をアップして、より大きく被写体を画面にとらえたマクロ撮影も可能。さらに、画像センサーが小さなAPS-Cサイズのデジタル一眼レフで使用すると、画角が狭まった分だけの望遠効果も、さらにプラスされるので、超望遠を超えた望遠レンズとして、所有している機材をフル活用することができます。
初心者の方には、かなりややこしい話ですが、この説明が何を言っているのかわかる方には、なかなか便利な製品でしょう。一眼レフを持って旅行に行くときなどに、この製品も一緒に持っていけば、いざというときに便利そうです。
(メーカー希望小売価格/税別3万2,000円)
OCEANS DSC830P
メーカーサイト
レンズの向きを少しずつ横にずらしながら、3カットの画像を撮影。それらをつなぎ合わせてカメラ内で合成し、自動的に1枚のパノラマ写真ができるという、デジタルズームならぬ、デジタルワイド機能に対応したコンパクトデジタルカメラ。撮影対象の景色などが途切れないように撮るには、カメラを横にずらすとき、わずかに重複部分を作る必要がありますが、その継ぎ目をカメラが自動的に検出して、3画像を合成処理します。ズームのワイド端でも1画面に収まりきらない、広大な被写体を撮影したいときに便利。もちろん、普通の画面比率での写真撮影もできます。
パノラマ合成は、3コマでも、2コマでも可。左から右へ、右から左への、いずれかの方向を選んで、3回シャッターを切って撮影します。合成された画像の水平画角は、約130度。これは、対角線魚眼レンズの「横方向」の画角にも近いので、極めてワイドな写真の撮影に対応可能です。ただし、魚眼レンズのように、画像を大きく歪める効果はありません。パノラマ写真という名前だけは、フィルムカメラの時代からありましたが、35ミリ判の場合はフルサイズの画面上下を切って、プリントの形だけパノラマにしていました。しかし、このデジカメでは、見た目を横長の画面とするだけではなく、本当に写る画角が広くなるのが特徴です。
光学ズームレンズは3倍で、デジタルズームは最大5倍まで併用可。顔認識などの機能もあり、普通のデジカメとして十分な性能を持っています。パノラマ機能の使い道は、主に旅行などの際に、雄大な自然風景を撮影すること。景色の写真では、見た目の視界から、どのあたりを写真のフレームに切り取るかという、構図の決め方が最も難しいのですが、パノラマ写真なら見えているところを全部まとめて撮れるので、風景写真の撮影が誰にでも簡単に楽しめます。
(メーカー希望小売価格/オープン)
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。