Weekly Pickupショッピングのご案内
2009.04.10
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
Lumix DMC-TZ7
メーカーサイト
写真(静止画)の撮影だけでなく、ハイビジョン画質での本格的な動画撮影にも対応した、コンパクトデジタルカメラ。動画用として、デジタルカメラに適した新規格の「AVCHD Lite」が新たに採用され、ハイビジョン画質での動画撮影が、より気軽に楽しめるようになりました。画面サイズは、1280×720。フルHD規格よりは小さいですが、画質とデータ容量を両立した、実用性の高い動画像を記録できます。もちろん、従来画質での動画撮影も可能です。
写真撮影時には、顔認識機能が進化した、個人認識機能を利用可。個人認識の対象は、あらかじめ設定するほか、同一人物を繰り返し撮影すれば、学習機能による自動登録(登録を促す機能)も利用できます。有効画素数は1000万画素レベルと、最新の高機能タイプでは多少低めの印象。ただし、この有効画素数には秘密があって、撮影する画面の縦横比(アスペクト比)を変更した場合も、単純に標準画面の上下を切り捨てて寸法上の比率だけを合わせるのではなく、どの比率で撮ってもレンズの画角が変わらないように、総画素数(画像センサーが持つ上限性能)から、アスペクト比ごとに、最大の撮像面積を切り出す仕組みになっています。つまり、アスペクト比を変えても、それが望遠効果にはならないので、ズームのワイド端25mm(換算値)は、必ず25mm相当の画角で撮影できるわけです。
液晶モニターが、一般的な機種の2倍に相当する高画質の、46万ドット表示に対応していることも隠れた特徴。本機は、他社製デジカメよりも、ビデオカメラとの性能比較が気になるところですが、パナソニック製品に限るなら、本機に搭載された画像センサーの方式は、ビデオカメラの主力機とは違います。
(メーカー希望小売価格/オープン)
FinePix F200EXR
メーカーサイト
画像センサーに、新開発の「スーパーCCDハニカム EXR」を搭載。撮影条件に応じて、相反する性能を自動的に使い分けることで、理想的な画質の再現性を得られるコンパクトデジタルカメラです。また、コンパクト機としては初めて、富士フイルム製フィルム各種の発色特性を、デジタルでシミュレートする機能も採用。リバーサルフィルム(ポジ)の製品名で、色調を設定して撮影することが、可能となりました。
本機では、同じ1つの画像センサーで、「高解像度」、「ワイドダイナミックレンジ」、「ノイズの少ない高感度」という、3パターンの撮像方式を選択可能。撮りやすい被写体の場合、暗いシーンの場合、同じ画面内に大きな明暗差がある場合など、撮影時の条件に応じて、CCDが持つ能力の中で、最も優先するべき機能を選択して、自動制御します。その結果として、単純な画像補正より効果的に、見た目の感覚に近い写真が撮影可能です。
ちなみに、「ダイナミックレンジ」とは、フィルムでいう「ラチチュード」のこと。これが広ければ、ネガフィルムのように露出誤差に強いことを意味します。具体的には、日なたと日陰の被写体を、同じ画面で一緒に撮った場合でも、どちらかが犠牲になることはなく、両方の被写体が見映え良く再現できるというわけ。
従来のデジカメでは、被写体を実物で見るのと写真に撮るのでは、その印象が変わることが、実際には、よくありました。また、それは「写真だから仕方がないこと」とか、「(良く言えば)写真ならではの表現」として、片付けられていた感があります。しかし、本機の新たな機能を活用すれば、これまでは「仕方がない」ものとしてあきらめていた魅力的な写真が、はじめてカメラに触るという本当の初心者の方でも、シャッターを切るだけで簡単に撮影できます。また、デジタル食わず嫌いだったフィルム派の方も、ぜひ、この進化を実感すれば、きっと驚くはず。特に、高感度・フラッシュなしでの描写力は、要注目です。この画質は、今後のデジカメの常識を変えるかもしれません。
(メーカー希望小売価格/オープン)
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