Weekly Pickupショッピングのご案内
2009.04.24
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
COOLPIX P90
メーカーサイト
まだ一眼レフではあり得ない、光学24倍相当のズーム域を、1つのレンズに内蔵したコンパクトデジタルカメラ。35ミリ判フルサイズに換算した場合で、広角端26mmから、超望遠624mmに相当する画角を、自在に選んで撮影可能です。それで、総重量は約460g。同じ焦点距離の交換レンズと、一眼レフのボディを持ち歩いた場合の体力的な負担を考えれば、本機の軽さと価格は、大いに魅力があります。
ピント、露出の制御はフルオートで、気軽に撮影可能。その逆に、露出モードを切り替えて、絞り優先AEや、マニュアル露出(M)モードで、撮影者の個性を生かした写真を撮ることもできます。このあたりの性能は、一眼レフ並み。一眼レフとの目立った違いは、光学ファインダーがないことと(電子式を採用)、ホットシューがないので、外付けフラッシュが使えないことだけです。しかし、もともとフラッシュを使わない屋外撮影や風景撮影、超望遠撮影では、さほど気になることはないでしょう。記録画素数を下げれば、最高約15コマ/秒の連続撮影も可能。さらに、シャッターを全押しする直前の半押し状態でとらえた、最大10コマの画像を遡って記録できる機能があり、使い方次第では、一眼レフと違う新しい発想の写真を撮れます。
液晶モニターには、上方向と下方向に動かすことができる、チルト機構を採用。ローアングルではウェストレベルファインダーのように使えるほか、ハイアングルで頭上にカメラを持ち上げて撮影する場合も、楽な姿勢で表示画像を見ることができます。
この機種が、すべての面において一眼レフの代用になるわけではありませんが、望遠撮影が気軽にできるという点では、デジタルならではの特徴が光る実用的なカメラです。
(メーカー希望小売価格/オープン)
EX-FC100
メーカーサイト
既に発売されている同社の姉妹機でも注目されていた、静止画(写真)の超高速連写機能や、ハイスピード動画機能を搭載した、コンパクトデジタルカメラ。従来は、高倍率ズームレンズ内蔵タイプで、外観が一眼レフに似ている、やや大きめの機種のみでハイスピードムービーの撮影ができましたが、本機は、いわゆるコンパクトデジカメ仕様の薄型ボディで、姉妹機と同様の機能を実現しました。画像センサーには、CCDではなくて、CMOSが採用されています。
記録画素数は、普通の静止画(写真)の場合で最高9メガ。これを6メガモードまで下げると、超高速連写が可能となり、1秒間に30コマの撮影に対応します。動画は、通常モードと、ハイビジョンモードでの撮影に対応。このほかに、記録画素数を下げた状態では、ハイスピード動画として、最高1000fpsまでの高速撮影もOKです。これを再生すると、動作の刻みが非常に細かいスロー映像となります。
高速連写機能を応用して、ある瞬間の前後に連写した画像群の中から、最良の条件で笑顔の人物が写っている1コマを抽出することも可能。このほかに、シャッタータイムラグの実質的な解消もできます。シャッターボタン操作と実際の露光の間に生じる、わずかな誤差分の時間を予想し、カメラに設定しておけば、連続的にとらえた候補の画像群から、適切なタイミングの1コマを自動的に選択。これなら、動く被写体を狙う場合のタイミングのとり方を、撮影者の反射神経に頼って訓練しなくてもOKです。ちなみに、静止画に別の動画を切り抜き合成する機能や、肌の質感を画像処理でメイクアップする機能は、この機種にはありません。
同様の機能を持つ姉妹機として、「EX-FS10」も発売中。こちらは、光学3倍ズームレンズ搭載モデルで、手ブレ補正機能が省略されています。カラーは、3色。なお、連写機能を多用する場合は、メモリーカードは容量が多めのものを選んだほうが何かと便利です。
(メーカー希望小売価格/オープン)
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