Weekly Pickupショッピングのご案内
2009.05.22
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
シグマ DP2
シグマ DP2 背面
メーカーサイト
外見はコンパクトデジカメでも、中身は高画質デジタル一眼レフと同じ性能を備えたという、超個性派デジタルカメラの第2弾。主な仕様は発売中の「DP1」と同じですが、この機種ではレンズの焦点距離が少し長くなり、標準レンズ40mm相当(35ミリ判換算)になりました。「DP1」と「DP2」の両方が発売されているので、ユーザーは使いたいほうを選べます。
画像記録系統には、シグマ独自の3層方式ダイレクトイメージセンサー(CMOS)が採用されています。これは、同社オリジナルのデジタル一眼レフボディと、まったく同じもの。そのため普通のコンパクト機よりも、画像センサーの面積が格段に大きくなり、撮影レンズの光学的な焦点距離や、その作画効果は、普及機クラスの一眼レフと同等になります。本機ではフルオート撮影もできますが、基本的にはオートより手動設定に重点を置いた設計で、フィルム用の高級コンパクトカメラに近い感覚です。
スナップや風景など、実際の撮影時に使うレンズが、標準レンズ相当の焦点距離に限られるような被写体では、一眼レフのボディ+標準レンズよりも、これ1台だけのほうがかさばらず、身軽に動けます。それでも、撮れた写真は一眼レフと同じ画質なのですから、スペックは上々。APS-Cタイプのデジタル一眼レフや、フィルム一眼レフ、そして普通のコンパクトデジカメの次に選ぶ機種は、必ずしも高級デジタル一眼レフだけだとは限りません。違いがわかる写真家・写真愛好家から、「DP2」は、大いに注目を集めそうです。
(メーカー希望小売価格/オープン)
ペンタックス X70
メーカーサイト
本体に内蔵された光学ズームレンズの倍率性能だけでも、広角26mm~超望遠624mm(35ミリ判換算)の24倍。さらに、撮影時の記録画素数を低いモードに設定して、デジタルズーム機能も併用すれば、最大で望遠端が約3900mmの約150倍相当になるという、超望遠対応の手ブレ補正機能付きコンパクトデジタルカメラ。この性能が、わずか390g程度のボディに内蔵されています。万に一つのシャッターチャンスに備えながらも、気軽に持ち歩けるところが魅力。一眼レフと、滅多に使わない交換レンズを持ち歩いて、いつも疲れてしまうという方には、ぜひ、おすすめしたい製品です。
各種のモード設定は、一眼レフと同等。フルオート撮影のほか、露出モードを切り替えて、絞り優先AEや、マニュアル露出で撮影することもできます。シャッター速度は、最高1/4000秒~4秒まで使用可能。一眼レフとは構造が違うコンパクト機特有の性能として、記録画素数が低い連写モードの選択時には、最高で約11コマ/秒の撮影もできます。動画は、ハイビジョンモードでも撮影OK。顔認識機能は最大32人まで同時検出に対応しますが、これは画角が広い、ズームの広角端で集合写真を撮るときに便利そう。
しかし、換算焦点距離が約3900mmもの超・超望遠で撮るものって、いったい。。。という考えも。夜空の月は、撮影するレンズの焦点距離を100分の1にした実寸でフィルムに像を結ぶといわれますが、フィルム上の像が直径39mmの実寸なら、35ミリ判フィルムをはみ出してしまいます。この点から考えると、望遠性能に限っていえば、このデジタルカメラで撮れないものは、もはや地球上にはないとも言えそうです。
(メーカー希望小売価格/オープン)
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