Weekly Pickupショッピングのご案内
2009.06.12
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
※商品の価格、ご予約、入荷状況などについては、ネットショップにアクセスしていただくか、お近くのキタムラ店頭にてお確かめください。
HDR-XR520V
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240GBのHDD(内蔵ハードディスク)に記録する、ハイビジョンデジタルビデオカメラ。前回、紹介した「HDR-CX120」を大きく上回る有効画素数のCMOSと、光学式手ブレ補正機能で、より高画質のフルハイビジョン動画撮影に対応します。最長記録時間は、約101時間に相当。
本機のCMOS(画像センサー)では、世界初の「裏面照射型構造」を採用。CMOSには、光を受ける部品のフォトダイオード層と、そこから読み取った電子的なデータを送信するための配線層があり、従来は配線層のほうが前面(被写体側)にありました。本機の新しいCMOSでは、これを従来とは逆転した構造にすることで、裏と表の関係が入れ替わり、フォトダイオードの前で配線が陰を作って受光を妨げる状態を解消。その結果として、従来の約2倍という高感度を実現し、暗いところでもノイズの少ない映像が撮影できるようになりました。
光学式手ブレ補正機能は、最大で従来比10倍という補正効果を達成。ズームレンズの広角端で使った場合には、歩きながらでも、手ブレが目立たない映像を撮影できます。さらに、これも世界初となるGPS機能を搭載しており、撮影時に位置情報を同時記録できるほか、内蔵された世界地図上に現在地を表示したり、内蔵時計の時差の修正を自動的に行うことも可能です。
本機のボディカラーは、ブラックのみ。ちなみに姉妹機「XR-500V」は、色がシルバーで、HD容量のみ半分となっています。
(メーカー希望小売価格/オープン)
Lumix DMC-GH1
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レンズ交換できますが、本体内にミラーがない構造のデジタルカメラ。ゆえに、「一眼レフ」ではなくて、「一眼カメラ」です(名前に“レフ”は付けない)。この点、些細な言い回しの違いのようでいて、実は、本機の性能を決める根幹ですから、見落とさないようにご注意ください。レンズマウントは、フォーサーズよりも小さいマイクロフォーサーズ専用。ファインダーは光学式ではなく、高解像度の液晶式です。
本機では、AFとAEの計測も、撮影用と同じ画像センサーが常に担当。普通の「一眼レフ」では、AFはミラーが動く前まで測距、AEは光学ファインダーの像が見えている間だけ測光しているので、シャッターを切った瞬間には、演算による推定のみでカメラを制御していますが、「一眼カメラ」にはミラーがないため、シャッターを切った瞬間の制御方法は異なります。この機種の場合、画像センサーがレンズの像を、中断なく測距・測光し続ける仕組みなので、普通のAF一眼レフ(ライブビューAF非対応)にはできない、フルタイムAFと、動画撮影が実現できるのです。
動画撮影は、フルハイビジョンに対応。一眼レフカメラと同じ構え方で、本格的なビデオカメラと同等の動画映像を撮影できます。動画撮影に対応したことで、もともと1980年代の昔からビデオカメラでの定評は高かった、パナソニック独自の強みが発揮されました。
この機種そのものは、高倍率ズームレンズを装着した「14-140mmレンズキット」として既に発売されていましたが、今回は標準ズームレンズ仕様の「14-45mmレンズキット」を追加発売。さらに、ボディのみ単体でも発売されることとなりました。
(メーカー希望小売価格/オープン)
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