Weekly Pickupショッピングのご案内
2010.06.18
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
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α NEX-5
メーカーサイト
レンズマウントとAF方式を一新した、まったく新しい設計のレンズ交換式デジタルカメラ。「α」のブランド名を冠していますが、従来方式のαレンズ(Aマウント)とは互換性がなく、新型のレンズマウントを採用し、AFもレンズ内蔵モーターで駆動する方式に統一されました。本機は、レンズ交換式ではありますが、従来からあるミラーと光学ファインダーが付いた「一眼レフ」ではなくて、液晶モニターのみを使用する「ミラーレス一眼カメラ」です。
画像センサーはAPS-Cサイズで、アスペクト比は3:2。これまで、ミラーレス一眼カメラといえばフォーサーズ系しかありませんでしたが、本機の登場でユーザーは、ミラーレス一眼でも、アスペクト比の異なる機種を選べるようになりました。この「α NEX-5」は、静止画写真のほか、フルハイビジョン動画の撮影にも対応し、ボディはマグネシウム外装。姉妹機の「α NEX-3」は、動画機能を少し簡略化して、フル仕様ではないタイプのハイビジョンに対応した普及機で、ボディはプラスチック外装です。
画質性能は、有効画素数14メガクラスで、機能的には一眼レフのαと同等。この機種ならではの最大の違いは、一眼レフタイプに比べて圧倒的に軽量化された、小さなボディです。質量は、本体のみで229g。フラッシュはボディに内蔵しない方式となっていて、必要な場合は、付属品の外付けフラッシュを使います。
レンズは、新設計の「Eマウント」を採用。従来の「Aマウント」(一般的には「αレンズ」と呼ばれていたもの)とは、マウントのサイズ・形状が異なっているので、直接の互換性がありません。別売の純正アダプターを併用することで、Aマウントレンズを装着して撮影することは可能ですが、AFの駆動方式が違うため、マニュアルフォーカスのみで使うことになります。ミノルタ・コニカミノルタ時代のボディ側モーター専用レンズだけでなく、ソニー製の超音波モーター内蔵レンズでも、Aマウントレンズは、すべてアダプター併用で、AF不可ということになりますから、結果として、本機の購入時には、レンズも含めた全面買い替えが必要です。
ちなみに、手ブレ補正機能も、本機では、レンズ側に搭載する方式となっています。一眼レフのαシリーズでは、ボディ側に手ブレ補正機能を搭載していたので、この点では、大きく仕様変更されました。Aマウントレンズは、ボディ側に手ブレ補正機能があることが前提の設計になっているので、Aマウントレンズ使用時には、本機の手ブレ補正機能が使えないことになります。
仕様変更で便利になったところは、顔認識機能に対応した点と、スイングパノラマ機能が使える点など。ボディのみでの発売はなく、ズームレンズ、または単焦点の薄型広角レンズとボディを組み合わせた、レンズキットでの発売となります。
Pole Pod
メーカーサイト
卓上でも使えるミニ三脚と、その高さを稼ぐ延長ポール(一脚兼用)、一脚として使う場合の石突がセットになった製品。これらの部品を接続して同時に使った場合には、「ポールポッド」となり、合わせて4通りの用途が兼用できることになります。「ポッド」は英語で、三脚などの「脚」の意。
それぞれの使い方を簡単にまとめておくと、ミニ三脚は、小型カメラでの使用に適した、ローアングル専用のコンパクトな三脚で、テーブルの上などに置いて使用するもの。被写体に近い場所にカメラを設置できるので、接写用としても便利です。カメラを載せる部分は、自由雲台になっています。
延長ポールは、主に、上方向への高さを増すためのツール。撮影者の背丈より高い位置での撮影などに利用できるので、デジカメならば、液晶モニターのライブビュー表示と同時に使えば便利でしょう。
延長ポールに石突を装着すれば一脚になりますが、一脚とは、三脚の脚を1本だけにしたようなもので、手持ち撮影時の縦ブレを防ぐために使用。脚が1本しかないので、これだけでは地面に立ちませんから、常に手で押さえていなくてはなりませんが、望遠レンズを使う場合などには、画面が揺れないので重宝します。一脚のほうが、三脚よりは機動性が良いので、動きの激しい被写体を撮影する場合などに最適。
そして、ポールポッドは、延長ポールとミニ三脚を組み合わせて、高さを稼ぎつつ、地面に立つようにした状態のもの。撮影待機中にも、脚を手で押さえておく必要はなくなり、そのまま置いておけるので、カメラを操作しやすくなります。
普通の三脚と一脚を2つとも持ち歩くと、金属の棒を合計4本も束ねて担ぐことになるので、荷物がかさばって面倒ですが、この製品なら構造が合理的。さらに、撮影する場所ごとに適切な設置スタイルを選べるので実用的です。携行時は、全長を縮めて小さくできます。ちなみに、ポール部分が長いと、風で微妙に揺れることはあるので、長時間露光には、あまり向きません。
(メーカー希望小売価格/税込19,740円)
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