Weekly Pickupショッピングのご案内
2010.07.16
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
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ゴリラポッド マグネティック
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サッカー・ワールドカップの最中に、テレビのニュースで、試合結果の予想を的中させるという、軟体生物のタコが話題になっていましたが、このゴリラポッドも、カメラを載っけて地面に置くと、なんとなく見た感じがタコみたいです。さすがに、こちらは三脚なので、8本も脚はありませんけど(笑)。とはいえ、ミニ三脚なので、卓上に置いて、料理のパエリアを撮るときには便利そうですね。
さて、ゴリラポッドの製品シリーズは、ミニ三脚の脚全体が、たくさんの小さな関節でできていて、どの方向にも自在に曲げて使えるという点が、普通の三脚にはない特徴。平面に立てて置くだけでなく、垂直な棒などの適当なモノに、脚を巻き付けることもできるので、どこにでも設置が可能です。この新製品の「マグネティック」も、基本的な性能は同じですが、新たな機能として、脚の先端に磁石を追加。鉄製の物体に脚先をくっ付けて、しっかりとカメラを固定することができます。吸盤でくっ付くわけではないのですが、その様子は、やっぱり「タコ」。
手すりや柵など、細長い棒状の設置場所がない場合でも、脚が磁力で固定できれば、高所への取り付けが簡単。ロッカーや本棚の側面とか、ドアなどの、鉄でできているところに、このゴリラポッドを取り付けて使用できます。ご使用の際は、カメラを載せた状態で脚先を取り付けたとき、その全体の重さに、磁力が耐えることを確認してから、撮影してください。自重での落下が心配な方は、耐落下衝撃性が強いコンパクトデジカメと一緒に使えば、まずは安心でしょう。カメラの色は、タコだけに「赤」が似合うかも!?
SD15
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被写体の色を分光した3原色のとらえ方が、普通のデジタルカメラとは違う、シグマ独自方式を採用したデジタル一眼レフ。普通のデジカメやデジタル一眼では、同じ1つの平面上に、3原色の受光素子を分散配置し、絵画でいう「点描画」の要領で各色の光をとらえた後、画像処理エンジンが後から推定・演算することで、色と輪郭線を補完・修正し、点描画を自然な発色に戻す仕組みとなっていますが、シグマ製は、まったくの別方式を使用。受光素子の並んだ平面が1つではなく、合計で3つあって、それぞれが3原色の各色専用として垂直に重層化され、3層で別々に、担当する色の光をとらえる構造となっています。要するに、フィルムなら当たり前にやっていたことを、そのままデジタルでやっているわけです。
この方式では、画像の作り方が、とらえた色ごとに隙間が生じる「点描画」の修正ではなく、受光素子が最初から隙間なく密集し、別々の平面上で撮像された3原色の元データから、ダイレクトに最終画像の発色を得ることになります。そのため、隣り合った被写体の色が正確に再現されない状態の、「偽色」を避けることも可能。したがって、本機では、ローパスフィルターがありません。こうして撮影された画像は、普通のデジカメよりも、立体的で臨場感のある仕上がりが得られるとされます。この点では、記録・資料用の写真というより、芸術的な表現を目的とした写真の撮影におすすめ。有効画素数が14メガなので、大伸ばしプリントにも余裕で対応できます。
使用レンズは、シグマ製のみに対応。レンズマウントも、シグマの独自マウントです。手ブレ補正機能は、対応レンズを装着した場合に、レンズ側の機能として使用可。このカメラは、ボディのみでも発売されていますが、レンズキットの設定もあります。キットレンズは、大口径標準ズームの、「シグマ 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM」。このレンズは、手ブレ補正機能付きです。
ちなみに、AF測距点の数と、連写速度だけは、現行機種としては必要最小限の性能なので、どちらかというと風景や人物など、あまり激しく動かないものを撮ることが多い場合に向いています。測光性能は、このクラスでは抜群の優秀さ。レンズメーカー製のカメラなので、値段も、かなり魅力的です。
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