Weekly Pickupショッピングのご案内
2010.10.01
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
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α55
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外観は、どこから見ても一眼レフ。しかし、その中味は、光学ファインダーの目視用にミラーを使う従来型の一眼レフではなく、また、まったくミラーがないミラーレス一眼とも違うという、これまでになかった新方式のデジタル一眼カメラです。レンズマウントは、従来型Aマウントを継承し、ソニー・コニカミノルタ・ミノルタのαレンズを共用できるので、ユーザーの操作感覚は、これまでの一眼レフと大差がありませんが、動作の仕組みだけは大きく変化しました。本機は、ほかのソニー製「α」シリーズ従来機とも、「α NEX」シリーズとも、まったく異なる構造の製品です。
この機種の最大の特徴は、ボディー内でミラーの上げ下げ動作をしないこと、そして、光学ファインダーを廃止して、電子ビューファインダーを採用したこと。ミラーレスではありませんが、本機の場合はミラーが半透明になっていて、レンズから入った光は、その一部を透過させて撮影に、残りを反射させてピント検出に使用されます。この透過ミラーは、固定されていて動かないので、常に露光とピント検出を続けられることになり、極めて高速となる1秒間に最高10コマという連続撮影も可能としています。構造上、連続撮影時でも、ファインダーのブラックアウトはありません。
ちなみに、AFは位相差検出方式だけで、コントラスト検出方式への切替は一切なし。しかも、動画モードの場合でも、撮影を続けながらオートフォーカスに対応します。従来機の場合は、一眼レフ方式ならミラーを下げた状態でなければ、AF測距とAE測光ができず、ミラーレス方式ではコントラスト検出方式しか使うことができなかったのですが、本機の場合は、ミラー周辺の問題を解決するために、透過ミラーとファインダーの電子化という方法をとったので、AFが位相差検出方式に一本化されました。
撮影は、アスペクト比3:2と、16:9の静止画写真モードのほか、フルハイビジョン動画、さらには、スイングパノラマ機能にも対応。スイングパノラマ機能は、2Dと3Dの各モードで、横に長いパノラマ合成写真を自動的に撮影することができます。カメラ部分の性能は、APS-Cサイズの普及機クラス。同時発売された「α33」は、やや有効画素数が少ない姉妹機で、ほぼ同等の撮影性能を装備しています。
DSC-TX9
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フルハイビジョン動画撮影や、スイングパノラマ機能にも対応し、タッチパネル操作で撮影できる、スリムなコンパクトデジタルカメラ。レンズ交換や、マニュアル露出といったような機能までは必要ないという方には、一眼レフより手軽な、こちらのコンパクト機もおすすめです。
ポケットに収まる小さなボディですが、こう見えて、静止画写真では1秒間に10コマの高速連写に対応、動画ではフルハイビジョン撮影が可能で、実用性能は十分です。デジタル対応の新しいテレビ受像機に合わせて、高画質動画を手軽に撮れる機種をお探しの方や、自動合成で作れる、横に長いパノラマ写真がどんなものか試したい方にも最適。パノラマ画像は、3Dモードにも対応しています。画像センサーは、高感度撮影に有利な、裏面照射型CMOS。
一眼レフでは他メーカーの製品を使っているという方が、さらに1台を買い増して、コンパクト機も選ぶとしたら、ソニー製にしかない機能が凝縮された、本機の注目度は上々。もちろん、これ1機種だけでも、ほとんどの一般的な撮影には幅広く対応できますから、初心者の方が買うエントリーカメラとしても、ご利用いただけます。
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