Weekly Pickupショッピングのご案内
2011.02.25
現在発売中、および近日中に登場予定の新製品をピックアップして、いち早く読者の皆様にご紹介いたします。お買い物の予定をじっくりと、ご検討ください。
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COOLPIX P300
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内蔵ズームレンズの広角端24mm相当(換算)で、開放F1.8となる大口径レンズを内蔵した、コンパクトデジタルカメラ。一眼レフ用の高級単焦点レンズにも匹敵する、レンズの明るさが特徴です。ズーム望遠端での使用時は、換算焦点距離100mm相当で開放F4.9。普通のコンパクトデジカメに対して、この新機種のレンズでは、開放いっぱいまでの絞り値に1段分以上の余裕があり、その効果として、背景をぼかすだけでなく、速いシャッターを使えることも期待できます。
画像センサーには、裏面照射型CMOSセンサーを採用。夜景などの撮影でも、明るいレンズと、ノイズが少なく高感度撮影に強い画像センサーが連携して、発色に優れた、鮮明な画像をとらえることができます。一般的な用途でのフルオート撮影のほか、マニュアル露出など露出モードの切替や、カメラ内での自動処理による特殊効果モードにも対応。さらに、360度のパノラマ合成機能があり、ごく普通の写真のほかに、撮る人なりの工夫を凝らした写真を、もともとカメラに付いている機能だけで撮影することも可能です。動画モードは、フルハイビジョンの高画質に対応。音声も、ステレオマイクで録音できます。
静止画写真のアスペクト比が4:3であることに問題がなければ、機能と描写力は、一般的な一眼レフに匹敵する高性能。ただし、本機にはアクセサリーシューがないので、外付けフラッシュ(ストロボ)を取り付けることだけはできません。しかし、屋外の自然光で風景を撮る用途が多いなら、小型・軽量で持ち運びにも便利な、このコンパクトデジタルカメラは、一眼レフ以上に活躍する可能性を備えています。被写体1つのクローズアップより、構図のバランスに凝って撮りたいユーザーには、本機の内蔵ズームレンズの焦点距離だけでも、実用性は十分でしょう。
FinePix X100
メーカーサイト
1970年代風のレンジファインダー式フィルムカメラを思わせる、クラシカルな外観が特徴。その正体は、レンズ内蔵式の最新コンパクトデジタルカメラですが、内蔵された画像センサーには、一般的なデジタル一眼レフと同じ、APS-CサイズのCMOSを使用しています。アスペクト比は3:2で、一眼レフと、まったく同じ仕様で撮影可能。よくあるコンパクトデジカメの中の一つではなく、一眼ベースでコンパクト機を仕立てた、本格志向の“デジタル写真機”です。普通のコンパクト機と比べて、画像センサーの寸法が大きく、換算しない場合のレンズの焦点距離も長めになっています。
レンズは単焦点で、換算すると広角35mmに相当する焦点距離。内蔵式なので、取外し、交換はできません。絞りは、開放F2~16で、基本的には、絞りリングを使って設定します。それでも、設定が1/3段刻みにまで対応しているところは、やはり最新機種。絞り羽根は、コンパクト機では珍しい、9枚羽根の円形絞りです。その描写力は、絞りを開いた設定で、お試しください。
撮影画像は、富士フイルムならではのEXRプロセッサーが、的確に再現。高解像度、ワイドダイナミックレンジ、高感度・低ノイズといった特性を、撮影状況に応じて使い分けることで、被写体の見た目に近い描写を実現しました。また、フィルムシミュレーション・モードを使用して、同社製のリバーサルフィルム3種類の発色傾向を、ユーザーの好みで選ぶことも可能。さらに、白黒モードでは、昔懐かしい、濃度再現を変えるフィルターと、同じ効果の適用ができます。
さらに、もう1つの特徴はファインダー。この機種のために新開発されたファインダーは、1箇所で、光学式・電子式を切り替えて使える、ハイブリッドタイプになっています。光学式を選んだ場合は、ハーフミラーを透過する実像式光学ファインダーとなり、ダイレクトな光学像と各種撮影データを重ねて表示。電子式を選んだ場合は、光学系を遮断して、ハーフミラーに電子画像と各種撮影データを全反射させ、その表示を同じ接眼レンズで見るというスタイルに変身します。被写体が遠い場合や、動きが速い場合、節電したい場合などには光学式を、被写体が近い場合や、露出の判断が難しい場合などには、撮影用レンズとの視差がなく、測光値を反映しやすい電子式を選べるというもので、この新型ファインダーは、ある意味、デジタル一眼方式とも言えるものです。
デジタル食わず嫌いの、フィルム派の方にも、これなら、ご納得いただけるでしょうか。なお、価格も一眼レフ並みで、はっきり申し上げて結構、高いです。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。