エプソンから普及価格のフィルムスキャナー

2～3年前までは「スキャナーは高嶺の花」でしたが、セイコーエプソンから35mmネガフィルム、ポジフィルムにAPS用カートリッジ（別売のオプション使用＝10,000円）にも対応するフィルムスキャナー「カラリオFS－1300」が69,000円の普及価格で発売されています。解像度1200dpi 、RGB 各色10bit 入力と高画質です。
パソコンに取り込んだ画像データは、標準添付のカラリオソフト7種類を使って電子アルバムやポストカードなども簡単に作成できます。7種類のソフトは次のとおり。
＊彩ちゃんカラリオフィルムスキャナーfor FS1300＝スキャナーのセットアップ、パソコンの接続を楽しく解説。＊彩ちゃんのカード屋さん＝オリジナルカード作成。＊彩ちゃんのデシラマ＝デジタルフォトアルバム作成。＊BILLETE LE＝画像データベース。＊フォトエンハンサー＝フォトレタッチ。＊Daisy コラージュ＝画像合成。＊インターネットメールソフト。

コダックプロ用ネガカラー 100が新登場

　 コダック ベリカラーHC100 プロフェッショナルフィルムはプロ向けデーライトタイプネガカラーのコマーシャル用として発売されて以来、ハイアマチュアの人達からも多くの指示がありましたが、これに替わる製品として「コダック プロ 100フィルム＝略称PRN」が6月頃から発売されます。
従来品と比較して、自然な青、鮮やかな赤と緑などの色再現性が向上しています。ハレーション防止層により、特にハイライト部分でシャープな画像が得られ、ハイライトからシャドー部分へ移るディテーィールを忠実に再現できます。さらにアンダー露光、オーバー露光のネガもラチチュード（寛容度）が広くなったことで、一般アマチュアとしても使い易くなっています。
メーカー希望小売価格 ▽120サイズ＝ 490円 ▽4×5サイズ（10枚入り）＝ 2,950円 ▽8×10サイズ（10枚入り）＝11,040円

パソコンに転送できるデジタルビデオ

京セラは4月20日から4型液晶モニター搭載、パソコンにデータを転送できるデジタルビデオカメラ『DV－L100』を 235,000円で発売します。
このビデオカメラはデジタルVCR（SD）仕様、68万画素CCDを採用してきめ細かな画像が得られます。このほか手ブレ防止機能、記録媒体にミニDVカセットの採用、小型・軽量化をさらに促進させています。また、DV端子が付いており、パソコン（IBM、PC／AT互換機、Mac）に画像を送ることができます。

手ブレ防止のキヤノン望遠レンズ

　望遠レンズは手ブレ写真になりがちですが、キヤノンは手ブレ防止機能を搭載したLレンズシリーズ[EF300mm F4L-5.6 IS USM]をこのほど発売しました。
　このシリーズは1995年に[EF75-300mm F4L-5.6 IS USM] に続く手ブレ補正機能搭載レンズの第2弾で、すでに市場ではプロカメラマン、ハイアマチュア層に任期を博しています。シャッタースピードで約2段分の補正効果を可能にしている。したがって望遠300mm であっても手持ち撮影や暗い場所での撮影を可能にしています。
メーカー希望小売価格 198,000円

ケンコーからの提案「デジカメできれいに写そう」

デジタルカメラ市場が急激な伸長を見せていますが、制作企業は画素数競争、パソコンの取り込みなどへ目が奪われ、光学的な面からの撮影について、またカメラ保護などは配慮が追いつかない状態にあるようです。そこでケンコーがそれをカバーするべく、各種の製品を開発しています。そのひとつとしていま話題商品であるソニーサイバーショットの専用フィルター2種類をこのほど発売しました。
＊PLフィルター＝ぼんやりした画像をシャープに、あざやかな色再現、窓ガラスの反射を抑える機能を持っています。希望小売価格 2,500円
＊プロテクター＝大切なレンズをほこりなどから保護するフィルター。希望小売価格 2,000円

［日本カメラ博物館特別展］なつかしのホームムービー展

－－昔、僕の家は映画館だった－－ ムービーおよび関連機材展
5月20日～9月21日 毎週月曜日休館 東京都千代田区一番町25番地JCII一番町ビル
［JCIIフォトサロン］名取洋之助作品展「ロマネスク Part 1.」 6月3日～6月29日
場所：日本カメラ博物館隣り

＜BOMがおすすめする今週のこの1本・この1枚！＞

★今週のおすすめビデオ「チェーン・リアクション」　4月24日レンタル開始

　「スピード」のキアヌ・リーブスと「逃亡者」のアンドリュー・デイビス監督。90年代のアクション映画にエポックをもたらしたふたりがガッチリと手をくんだ！メインのステージは厳寒のシカゴ。キアヌの役どころは、世界経済に革命をもたらすエネルギー開発のプロジェクトに携わるエンジニア。いつになくインテリジェントな面持ちで登場するが、もちろん話はそれだけではすまない。FBIから研究所爆破の容疑者とみなされ、同僚の女性物理学者とともに必死の逃亡を繰り広げるハメになった彼は、開閉橋にぶら下がりアイスボートで氷の湖を突っ走り、ゴンドラに乗って爆発寸前の坑道を脱出し・・・と、アクションの限りを見せてくれる。
　「スピード」の爆弾バスの追っかけでみせたフットワークのよさは、今回も健在。また、研修所脱出の場面では鮮やかなバイクのライディング・テクニックを披露して、目を釘づけにする。共演はモーガン・フリーマン。ひと足先に「セブン」でブラッド・ピットとコンビを組んだ彼が、今度はキアヌとどんな演技のぶつかり合いを見せるかにも興味は高まる。さらに、女性物理学者リリーを演じる新星レイチェル・ワイズの活躍も見逃せない。あの「スピード」同様、彼女とキアヌの間には‘異常事態の恋’が芽生えるのか！？それは見てのお楽しみだ！

★今週のおすすめCD「華原　朋美/Hate tell a lie」　4月23日レンタル開始

前回の「save your dream」から実に半年ぶり。待ってました～！というファンもきっと多いことだろう。これは、カネボウが夏を狙って発売する輝きをプラスする全身ファンデーション“ブロンズラヴ”のタイアップ曲。さらに朋ちゃんはその表情の豊かさや存在感を買われ、イメージ・キャラクターとしてCMにも登場する。白い肌用と焼けた肌用があるので、画面では2種類の彼女が見られる。その新商品発表会が3月17日に行われた。新曲とともに現れた朋ちゃんは、ロスでの撮影エピソードなどについて「すてきな経験をさせていただきました。CMの仕上がりを見たときは、もうひとりの自分を発見したような不思議な気がしました。イメージ・ソングになった新曲のタイトルは‘嘘は嫌い！’という意味です。私もはりっきていこうと思ってます。」とはなしてくれました。
　このことばが示すとおり、新曲はかなりロックなメッセージ・ソング。しかも間奏では彼女自身がハーモニカを吹いているといえば、今までとの違いを想像してもらえるだろう。CMを通じ、ますます同姓からの注目もあつまることは間違いない・・。96年ひとりの新人シンガーから日本中の誰もが知ってる朋ちゃんへ。そして97年。聴いた人たちの心に、強さと優しさを伝えてゆくシンガーとして、華原朋美は、新しい一歩を踏み出す。