個性に合わせたオリンパスカメラの新製品

オリンパスカメラでは、一眼レフ2機種、3倍ズームのコンパクトカメラなどをの新製品をこのほど発表し、逐次、発売します。

［L－20］

　一眼レフカメラのLシリーズの最新機です。オールインワンをコンセプトに開発されたLシリーズでずが、小型・軽量ですでに人気を博しています。このL－20は28～110mmの4倍ズームを搭載し、レンズに大口径の非球面を採用して、描写力がさらにアップしています。また、広角対応のガイドナンバー14と望遠対応のガイドナンバー18の発光部をフラッシュツイン搭載により撮影時の範囲が広がりました。邪魔なレンズキャップはビルトイン方式で煩わしさから開放されています。メーカー希望小売価格 71,500円

［OM－2000］

　スポット測光と中央重点測光を搭載したマニュアル一眼レフ。シャッタースピード1/2000秒のメカニカルシャッターでバッテリーに関係なくシャッターが切れる強みがあります。ボディにはアルミダイキャストを使用して精度が高く、耐久性にも優れたカメラに仕上げられています。標準装備としてSズイコーオートズーム35～70mmが付いてメーカー希望小売価格 50,000円
　また、システムとしてGN20の光量エレクトロニックフラッシュS20（メーカー希望小売価格 9,000円）、本格的な望遠撮影ができるSズイコーオートズーム70～210mm F3.5～4.8 （メーカー希望小売価格 36,000円）も同時に発売されました。

［NEWPIC ZOOM 90］

　誰もがきれいな写真が撮れるAPS対応のコンパクトカメラです。30～90mmのズームレンズ付きで、人物、スナップ、風景などそれぞれのシーンを適正な画角で撮影できます。また、APSならではのC、H、Pの3種類のサイズで撮れ、初心者でも気軽に撮影できるカメラです。赤目軽減など6種類のフラッシュモード機能もあって機能面での充実が図られています。メーカー希望小売価格 53,000円

基本機能が一目で分かるペンタックスMZ－3

　シャッター速度、絞りの状態が一目で分かり、片手でダイアル操作ができるMZ－5をさらに進化させた一眼レフです。オートフォーカスの中抜けを防ぐ3点測距と特定部分にピントを合わせるスポット測距方式を備えています。測光方式は分割、中央重点、スポットの3方式が採用されています。また小型・軽量化も一段と進んでいます。

主な機能アップは次の通りです。
1）シャッタースピードを1/4000秒にアップ。
2）設定した露出値とアンダー、オーバーを自動的に変えて撮影できるオートブラケット機構を搭載。
3）レンズ絞りがAポジションであってもファインダー内で被写界深度が確認できる電子プレビューを付加
　メーカー希望小売価格 83,000円（ボディ本体のみ）

ポラロイドがタイムトラベルグッズ発売

　赤ちゃんの時の思い出をタイムトラベル缶に納めて封印し、成長後の記念すべき、成人式、結婚式となのメモリアル時に開缶して、誕生の思い出を語り、成長を祝い、あるいは両親に感謝しようという〔ポライロイド　タイムトラベルあ・かん・ぼう〕を発売しました。
　「パパとママが創る、時を超えた贈り物」〔ポライロイド　タイムトラベルあ・かん・ぼう〕は
1）直径25×高さ27.5cmのスチール製タイムトラベル缶
2）最新機のポラロイド637カメラ（16,800円）
3）ポラロイドフィルム20枚（1パック10枚入り 2,200円×2）
4）メモリーブック
5）未来のレターセット
6）封印シール
　をセットしてメーカー希望小売価格25,800円。ただし、新発売記念キャンペーンとして、現在は16,000円。
両親や赤ちゃんのデータ、当時のニュース、誕生日当日の新聞、写真などを詰め込んで、赤ちゃんの未来へのプレゼントにしてはいかがでしょう。

＜BOMがおすすめする今週のこの1本・この1枚！＞

★今週のおすすめビデオ「インデペンデンス・デイ」　7月3日レンタル開始

　7月2日、世界主要都市の上空に突如として巨大円盤が飛来。その大きさは実に直径20数キロメートルもあり、各都市は大きな影に飲み込まれた。人類からのメッセージも虚しく、異星人は攻撃を開始。円盤から発射された光線により、ホワイトハウスをはじめ、世界中の都市は爆破され、壊滅状態に陥った！！圧倒的な力を持つエイリアンを前に、人類は無力なのか？人類の反撃は？やがて迎える7月4日は人類の新たな独立記念日になりえるのか・・・？！
　アメリカでは昨年の7月4日、独立記念日に封切られたその名もズバリの「インデペンデンス・デイ」、略して「ID4」。このメガヒットSF大作が奇しくもまた、7月4日にビデオ・リリースされる。いまだかって誰も遭遇したことのない巨大円盤が地球を襲う！ただこれだけの話にもかかわらず、米カナダでは3億620万ドル、諸外国では4億4400万ドル、全世界しめて7億5020万ドルの配収を記録。これに米国内のビデオ売り上げ2億5200万ドルを加えると10億ドルを超えるのだからハンパじゃない。人類の多くがこの映画に興奮しまくったということなのだ。ではなぜ、そこまでウケたのか。何といってもビジュアルのスゴさである。手垢がついた物語をハイテクSFXとローテクSFXを組み合わせることで、見事に映像化。まず絵で燃えさせる、これに腐心しまくってるのだ。F－18と小型宇宙船のドッグファイトにコーフンしない人はいないハズだ。監督は「スターゲイト」のローランド・エメリッヒ。出演はジェフ・ゴールドブラム、ウィル・スミス、ビル・プルマン。彼らの胸のすく活躍も“燃える”ためにひと役買っている。

★今週のおすすめCD「奥田民生/FAIL　BOX」　7月2日レンタル開始

地味だが、恐ろしく奥深いアルバムだ。これ以上削り落としようのないシンプルな音の中に、リズムやハーモニーが広々と存在する。一連のPuffy作品でのサービス精神の対極にあって、それでも奥田民生自身の内での最大のサービスがこれであると感じられる潔さが快い。レコーディング・メンバーは、名作「29」の曲のほぼ半数を占めていたニューヨークのミュージシャンたちだ。ドラムスのスティーブ・ジョーダンやキーボードのバニー・ウォーレルらが顔を揃え、久々のセッションになった。「カヌー」はこのアルバムを代表する地味な曲。およそ無駄のないサウンドに、民生の歌が朗々と響く。おおらかな音楽世界は、都会も田舎も越えた民生独自のものだろう。
　その快感の極地は「ロボッチ」だ。遅くもなく速くもない、絶妙のテンポ感、このメンバーでなくては出せまい。ニューヨークのミュージシャンたちは、「ロボッチ」の音を指して「派手だ、派手だ」と言ったという。そのとおり、ひとつひとつの楽器は的確にリズムを捕らえて輝く。これがグルーヴというものだ。最初にこのアルバムは地味だと書いたが、それは表面上のことで、内実はとても生き生きとした血が流れている。ツェッペリンげなアコースティック・ナンバー「陽」、歯切れの良い「それはなにかとたずねたら」も味わい深い。「29」のツア－の時「この外人のリズムをどう消化するかが大変だった」と民生は語っていたが、結果、ドラムス古田、ベース根岸は見事に日本のグルーヴとして表現することに成功した。