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6×4.5cm 判カメラとして好評しているフジGA645(Professional)をさらに使いやすくしたのがこのほど発売されたGA645iおよびGA645wiです。フィルムに設けられたバーコードをセンサーが読み込んで、フィルム感度の自動設定を始め、従来の中判カメラにはない機能を搭載しています。主な特徴は次の通り。
1)ゴーストやフレアがほとんど出ないスーパーEBCフジノンレンズを使用。
2)より精確な焦点を合致させる赤外アクティブ方式とバッシブ方式をオートフォーカスに採用。モード切替えでマニュアル撮影も可能。
3)撮影目的に合わせ、プログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出の3モードで、 1/2ステップ刻みで±2EV まで微妙な露出補正が可能です、
4)ボディ前面にシャッターボタンを追加して2つのシャッターボタンとなっています。これで縦位置、横位置とも安定したホールド可能になりました。
5)光量を自動制御するポップアップストロボ。
6)高精度なパララックス自動補正とともに、ファインダー内で、シャッターの作動も確認が可能。
レンズはGA645iが60mm(35mm換算37mm相当)、GA645wiが45mm(35mm換算28mm相当)。GA645i希望小売価格 160,000円。GA645wi希望小売価格 170,000円。
APSカメラは使うフィルムがカートリッジで「ポン」と入れるだけ、使用済みフィルムはカメラに入らない、難しい操作を必要としなくても誰でもがきれいな写真が得られるなどが好評を博しています。コニカはこの使いやすさに、買いやすさを加え、デザイン的にも洗練された低価格(希望小売価格15,000円)の[コニカ ビッグミニBM-S70]をこのほど新発売しました。
BM-S70はシャッターを押すだけで「ピントピッタリの自動焦点」、明るさの度合いをカメラがキャッチして「きれいな写真が撮れる自動露出」、暗くなったら「フラッシュも自動発光」と、初めてカメラを持つ人はもちろん、超小型(109×58×36mm)、超軽量(130g)とスリムですから持ち運びも便利で、女性のバッグ、ポケットに入れていてもOKです。また、人物を撮る時に太陽の光が人物のうしろから当たっている場合、顔が黒くなるの防ぐ強制フラッシュ機能がついています。初めての人にはちょっぴり面倒ですが、話は簡単です。人物のうしろから「太陽が当たっているナ」と思ったらボタンを押すだけです。もし、うしろから太陽が当たっていなくてもきれいに撮れますから安心です。
赤外線は人間の視覚では感知できない、範囲まで識別でき、今までモノクロフィルムでは一般アマチュアまで広く使用されていました。カラーでもできないことはなかったのですが、その処理が面倒で一般ではほとんど撮影されませんでした。ところがコダックでは通常のカラーリバーサルフィルムと同じ現像方法(E-6処理と呼ばれています)で処理できる赤外線カラーリバーサルフィルム「コダック
エクタクローム プロフェッショナル インフラッド EIR フィルム」を開発したことで、容易に現像ができるようになりました。発売は7月21日からです。
赤外線カラーリバーサルフィルムはフィルターを使用する必要がありますが、通常のフィルムで記録できる可視光線(380~700nm=ナノメーター)を含む、肉眼では捉えられない 700~900nm の赤外線を画像として記録できます。このフィルムで樹木の分布や成育状況の把握、各種研究開発、航空写真など写真用途が広がります。また、幻想的な画像が得られますから、アート的な写真作成にも応用が可能でしょう。
メーカー希望需要家価格 36枚撮 3,950円
今回で19回目を迎える Kodakフォトコンテストは、ネガカラーの「コダック ローヤル ゴールド フィルム」を新発売した記念に[ネガカラープリントの部]を新たに設け、[カラースライドの部][ダイレクトプリントの部]と合わせて3部門で作品を募集しています。最優秀コダック賞は3部門から1名が選ばれ、賞金として 100万円が贈られます。また[ネガカラープリントの部]では推薦・ゴールド賞(1名、賞金50万円)が設けられています。
応募要領は以下の通りです。
1)応募受付期間=1997年11月29日(土)
2)テーマ=自由
3)応募資格=アマチュア写真家
4)応募サイズ=カラースライドの部(35mm~6×9マウント付)、ダイレクトプリントの部(キャビネ~ワイド四ツ切)、ネガカラープリントの部(キャビネ~ワイド四ツ切)
5)応募先=〒137 新東京郵便局私書箱14号
6)問合せ・資料請求先=〒104 東京都中央区八重洲2-7-12 京橋K-1ビル 電通ヤング&ルビカム(株) 「Kodak フォトコンテスト '97」宛
水中で生き生きとその姿を表現してくれるイルカ達を、愛くるしい表情や動作、躍動を楽しめる写真展です。イルカを愛してやまない、高砂淳二氏とその仲間たちが撮影した素晴らしい48点です。
*期間=8月31日まで *会場=アムラックス東京2F *所在地=東京都豊島区東池袋3-3-5 (月曜休館) *問合せ電話=03-5391-5900
*写真は撮影:高砂淳二/写真提供:高砂事務所
“流れ板”とは己の料理の腕前に意地と誇りをかけて日本全国を流れ歩く一匹狼の料理人。知られざる板場の世界に踏み込んで初めて本格的料理人の世界を描き出した〈豪華エンターテイメント〉が登場。
東京築地にある調理師紹介所・稲宗は各地の有名料亭に数多く料理人を送り込む名門。その表看板であり、長年板場を取り仕切ってきた老舗の料亭・閑日楼が関西の料理人鉾田に買収される。窮地に陥った稲宗の女主人・稲村きぬ(いしだあゆみ)は元・流れ板の梨堂竜二(松方弘樹)に助けを求めた。修行時代お世話になった親方の恩義に報いるため竜二は包丁一本腕の立つ料理人たちとともに鉾田に“捨て身の一本勝負”を挑む。彼らの目標はただ一つ、料理対決に勝利し、閑日楼の“のれん”を取り戻すことだ。今もなお厳しい修行や義理人情、侠気が息づく板場の世界や日本各地の食材とその旬を知り尽くした料理人たちの熱い心と芸術的な技、そしてその男たちを影で支える女たち・・・。
本格的料理人の世界を松方弘樹、いしだあゆみ他豪華キャストで描く超娯楽大作。今、テレビでは「料理の鉄人」「SMAP×SMAP“ビストロSMAP”」など“料理対決番組”が大ブレイク中!そして本作の最大の見せ場はなんといっても「料理対決シーン」でアクション映画のようなスリリングな展開でド迫力!松方さんの持つ包丁も刃(ドス)にみえるほど。大興奮ものです!
‘この呪いとく呪文がみつかんない’(STONE)より。たった1曲に与えられた情報量を無限として設定するか、たかだか4分間の焼き直しのNEWS的感情を無意識になぞるものとしてとらえるかで出てくる楽曲はだいぶ違いそうであるが、実はそう対して変わらないのではないかと思う。だいたい、無限として設定したからといって無限に迫れるとは限らないからである。しかし90年代後半の、シーシュポスの神話的に繰り返し塗り込まれる閉塞感に、世間に生まれてくる楽曲の多くは“与えられた使用価値”を忠実に守りきり、守っていることにすら気づいていないようでもある。
(STONE)の、特に歌詞の内容面が持っている‘全方位的周囲を言い切りながら解読していく眼力’は、確かに深く突っ込まれると専門的に細分化したひとつひとつの事象を追いつめることはできないのかもしれないのであるが、言い切られた、その単純化されたがゆえの奥行きが、97年に生まれてきている楽曲群とは一線を画していると思う。川本真琴のことを突飛な存在として見ていたひとたちにとっては、この1stアルバムはポップ・ミュージックの眼力をしっかりと身につけた音楽パフォーマーであることを強く知らしめてくれた。岡村靖幸色も感じるには感じるが岡村色を認めながらそこを突破していこうとするような、天性の自立独行心も感じることができる。試聴機の前に行って[STONE]を聴きながらこれを思い出してください。
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