2.5倍ワイドズームを搭載のデジタルカメラ

　キヤノンは2.5倍ズームレンズを搭載、多くのソフトを同梱し、携帯性・操作性に優れたコンパクトな81万画素のデジタルカメラ キヤノン デジタルカメラPowerShot A5 Zoom を10月23日に発売します。
＊高解像・低歪2.5 倍光学ワイドズームレンズ搭載＝室内など被写体との距離が制限される撮影シーンで威力を発揮する、焦点距離4-10mm（35mmフィルム換算28-70mm ）の光学ワイドズームレンズを採用。
＊撮る楽しさを広げる多彩な撮影モード＝滝や噴水が流れるように撮影できる『スローシャッターモード』、夜景をより効果的に撮影できる『夜景モード』、さらに従来のオートホワイトバランスに加えて撮影時の光源を、太陽光・くもり・電球・蛍光燈の中から選択できる『マニュアルホワイトバランス』の機能を追加しました。
＊便利な3 電源方式を採用＝カメラ本体への電源供給には3 タイプを用意。
［メーカー希望小売価格　84,800円］
http://www.canon-sales.co.jp/Product/PowerShot/ps-a5zoom.html

高性能ストロボを連動できるデジカメ

　ニコンは3倍ズーム ニッコールレンズと総画素130万画素CCD搭載のCOOLPIX （クールピクス）900 の性能をさらに高め、新たな機能を搭載したニコン デジタルカメラ COOLPIX910 を10月24日より発売します。専用アクセサリー増灯ブラケットSK-E900 を、同じく10月24日より発売します。
　レンズ部 270°回転式のボディには、新たに専用シンクロターミナルを装備。同時発売の増灯ブラケット K-E900 （別売）を介してニコンAF一眼レフカメラ用スピードライトSB-28/22S などを装着、画質調整機能、露出補正機能など、撮影者の意図を表現するための機能を搭載しています。
［メーカー希望小売価格　99,800円 増灯ブラケットSK-E900 11,000円］
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/e910j_98.htm

銀塩カメラを応用したデジカメ

　デジタルカメラの高画素化が急速に進展していますが、従来のスタイルとは異なった35mmカメラをそのままデジタルカメラにしようとする米国IMAGEK社のエレクトロニック・フィルム・システムが、今回のフォトキナにおいても話題を呼んでいました。
　これは銀塩フィルムの代わりにイメージセンサーである電子フィルムをカメラにセットするものです。撮影したデータをそのままイメージセンサーが記録します。撮影後、PCカードスロットに入れればパソコン上で加工したり、プリントアウトも簡単に行えます。130万相当の解像度で、約30枚のの写真画像が記録できます。
　これが実用化されますと、一眼レフで使用していたレンズ群も使用でき、ユーザーにとっては、今までの資産を活用できることになります。1000ドル程度で来年中に商品化される予定です。ちなみに、他のメーカーは現実味が低いと見ているようですが、注目度の高い製品と言えるでしょう。

デジタルカメラ画像を家庭のテレビで編集

　キヤノンは11月中旬より、デジタルカメラで撮影した画像をパソコンを介さずに家庭で手軽に編集、保存、印刷することができるデジタル写真編集ユニット“キヤノン DIGITAL PHOTO STATION（デジタルフォトステーション）PA-200”を発売します。

主な特長

1.テレビ画面を使った簡単操作。
2.様々なデジタルカメラに接続が可能。
3.大容量スーパーディスク搭載。
4.デジタルアルバム機能＝デジタルアルバム自動作成、スライドショー、データの加工・編集、検索機能など。
5.多彩な印刷用途＝本体をBJプリンタと接続し、ハガキ、カレンダー、シール、名刺、T シャツ転写紙など豊富にプリントすることが可能。
6.住所録機能＝郵便番号を入力するだけで、住所集から宛名を検索する「郵便番号検索辞書」を搭載。年賀ハガキ、懸賞付きハガキ、一般ハガキのフォーマットに合わせて印刷可能。
［メーカー希望小売価格　69,800円］
http://www.canon-sales.co.jp/Product/BJ/pa200.html

簡単・多機能なA4対応モノクロレーザープリンタ

　ミノルタは、小型・普及価格帯ながら8ppmの高速プリント、2400dpi 相当×600dpiの高画質、最大650 枚の大容量給紙を実現したWindows 対応A4モノクロレーザープリンタ、ミノルタPagePro （ページプロ）8Lを11月中旬に発売します。SOHO(Small Office and Home Office)や個人ユーザーが気軽に使え、しかも高性能なレーザープリンタです。

主な特長

1.高速プリント8ppm
2.2400dpi 相当×600dpiの高画質
3.最大650 枚の大容量給紙
4.経済的な2分割カートリッジ
5.パワーセーブ機能を搭載
［メーカー希望小売価格　59,800円］
http://www.minolta.com/japan/press98/info/pagepro8l_j.html

インターネット接続もカードで

　データ通信の日本テレコムは10月から、インターネット時代の新しいサービスとしてインターネット接続のためのブリペイドカード ODN Web Card の事業を本格的にスタートさせています。
　すでに今年2月から4月までテストも行ない、約15,000枚の ODN Web Card を日本テレコム、電通、実験参加企業経由でユーザーに配布して反応を調査して販売するものです。大量の枚数が配布されてプレミアム性が薄れたテレホンカードやオレンジカードに変わる新しいプレミアムカードとしても注自されています。 ODN Web Card はインターネット接続料金と電信料金を一体化したブリペイドカードで、度数は35分から210 分までの三種類が用意され、利用者はプロバイダーなどに契約をしなくてもインターネットに接続することができます。開発は日本テレコムが行ないましたが、販売は電通が行ないます。将来的には少額の代金決済用電子マネーにも利用できるといわれています。

写真に音が入ります。

　紙から音が出る機材を開発したのはオリンパス光学。名称はスキャントークシステムで同社では「新しいマルチメディアを提案した製品」としています。10月31日から発売が予定されています。
　赤ちゃんの声を記録したり、結婚式の喜びの声を記録したりできるほか、汽車の汽笛を聞いてみましたが、結構リアルな音です。視覚プラス聴覚で訴えるプリントの出現で、アルバムに一段の幅ができることになります。この音を聞くためにはスキャントークリーダーR200とスキャントークラベルプリンターLP100 が必要です。
［メーカー希望小売価格　トークリーダーR200　14,000円、ラベルプリンターLP100 53,000円］

針孔で捉える世界　ピンホールカメラ写真展&ワークショップ

エドワード・ロビンソン氏は世界をまたにかけて写真を撮っていますが、その中にはピンホールカメラで撮影したものも多くあります。
写真展 10月24日～11月15日 ワークショップ　11月1日 11:00～　参加費 5,000円 要予約。
場所と予約 メタルアート ミュージアム ひかりのたに
〒270-1603千葉県印旛郡印旛村吉高2465 TEL 0476-98-3151
月曜日休館日 入場料 500円

デジタル写真展「街のポー力ーフェイス」

　街に潜むユーモラスな宇宙の仲間を撮り続けている阪東勲の写真展。銀座のポー力一フェイスの数々から、ひと味違った銀座が楽しめます。なお、オリンパスが大判インクジェットカラープリンタPJ5400で写真を垂れ幕布地へ出力する形で協力しています。
10月18日～23日 入場無料 銀座・ソニービル8F SOMIDOホール 11:00～19:00
東京都中央区銀座5-3-1 TEL03 －3289－5310

＜ホームページチェック！！＞

ペンタックスエフィーナが米国I.D.誌のデザイン優秀賞を受賞 カメラでは唯一の受賞
http://www.pentax.co.jp/japan/index.html

大中判カメラ普及協会とは.....
http://www.tk.xaxon.ne.jp/~lfcapa/index.html

キヤノン10月5日から12月25日までのデジタルアートギャラリー、フォトアートギャラリーの展示内容
http://www.canon-sales.co.jp/Event/Gallery/gallery.html

＜BOMがおすすめする今週のこの1本・この1枚！＞

★今週のオススメビデオ　　「エイリアン4」　10月22日レンタル開始

　3部作で終わるかと思われた大ヒット・シリーズの最新作。独創的でファンタスティックな映像と、斬新で大胆なストーリーが全編に渡って展開。クローン人間として復活するリプリー役のシガニー・ウィーバーをはじめ、アクション映画初出演のウィノナ・ライダーなど豪華な顔ぶれが出演。
　エイリアンを宿したリプリーが、不慮の死を遂げてから200年。彼女は宇宙船オーリガ号でクローン人間として甦る。だが、それはリプリーの胎内に宿ったエイリアンの武器利用を企む、軍の科学者達の陰謀だった・・・。やがて艦内で飼育、繁殖されていたエイリアンが科学者を襲い集団で脱走。リプリーは偶然オーリガ号に乗り合わせた宇宙船ベティ号の隊員と共に、再びエイリアンと死闘を繰り広げる。

★今週のオススメCD　　「FIELD　OF　VIEW／FIELD　OF　VIEW　Ⅲ」　好評レンタル中

　前作がベスト盤だったから、オリジナル・アルバムとしては2年ぶり。この新作はかなりロックっぽさが強まっている。以前に比べると重心に低いサウンドが耳に入ってくる。リズムにしても前はフュージョン的な感覚があったが、今回はどちらかというと'60～'70年代のブリティッシュ・ロックを思わせる音がしている。曲からも詞からも、切なさや哀感をたたえた作品が増えた分、説得力のある歌声で表現している。
ポップでハッピーな曲ももちろん収録されているが、全体的には秋のイメージを感させるるアルバムに仕上がっている。