たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。

ネイチャー・生き物部門

総評：1万点を超える応募があり、大変内容の濃い審査になりました。今回からコースが変わったため、幅広いジャンルの作品が集まり楽しませていただきました。ただ鳥や虫をモチーフにした作品では大きく写し込みすぎと感じたものも多く、その場の環境・空気感なども考慮したアングルを考えていただきたいと思いました。動物や花など手軽に撮れる被写体は応募数も多いですから、何かしらのオリジナリティが必要です。またコンテストに応募するのですから、プリントに関しても紙質やサイズを吟味していただき、次回の作品にチャレンジしていただきたいと思います。

審査員
米美知子氏

よねみちこ／1967年東京生まれ。1996年独学で写真を始める。アマチュア時代には全国規模コンテストで数々の賞を受賞。「夢のある表情豊かな作品」をテーマに、北海道から西表島まで日本の森と色彩美を撮り続けている。著書「桜（はな）もよう」「森に流れる時間」（文一総合出版）など多数。公益社団法人日本写真家協会（JPS）会員・公益社団法人日本写真協会（PSJ）会員。
オフィシャルホームページhttp://www.y-onephoto.com

グランプリ1名：賞金30万円と賞状写真をクリックすると拡大表示

自然コース「カエルも見惚れる」

渡辺　守（山梨県南都留郡）富士吉田/富士吉田店

寸評：すごく美しい情景の中の、小さく写ったカエルにグッと来ました。夕方でしょうか、オレンジ色の光に包まれた田んぼの水辺からちょこんと顔を出しているカエルと作者の、気持ちの通じ合いを感じました。アップで撮らずに、周りの風景も入れながら被写体がとても小さく写っていて、とても静かな空気感を持った作品です。物語性を感じさせる仕上がりです。