たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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ネイチャー・生き物部門

総評：昨年と比べて応募数こそ減りましたが、依然としてバラエティ豊かな応募内容だったのは間違いありません。不思議なのは、昨年は猫が多かったのですが、今年は鳥が多かったこと。そういったブームのようなものがあるのが、審査する側からすると面白く感じます。秋冬というシーズンならではの臨場感のある周囲の環境が伝わってくる作品も印象的でした。残念だったのは、プリントのクオリティとサイズの仕上がりのせいで評価を落としてしまった作品が未だに多いことです。

審査員
清水哲朗氏

しみずてつろう／1975年横浜市生まれ。23歳でフリーランスに。独自の視点で自然風景からスナップ、ドキュメントまで幅広く撮影。「路上少年」で第1回名取洋之助写真賞受賞。2012年、15年間のモンゴル取材をまとめた写真集「CHANGE」を現地で上梓。2014年、日本写真協会賞新人賞受賞。個展開催多数。公益社団法人日本写真家協会会員
www.tokyokarasu.net

グランプリ1名：賞金30万円と賞状写真をクリックすると拡大表示

自然コース「秋色に染まる君」

山岡知子（東京都港区）東京・赤坂店

寸評：秋冬という季節柄、どちらかというと寂しい絵柄が多い季節と言えますが、捉えようによっては彩り豊かな季節でもあります。この作品では“秋の彩り”と“華やかなおしどりの羽の色”を、非常に柔らかな色彩で伝えてくれました。予備審査の段階から印象に残っていて、見る側の想像力を掻き立てる作品だなと思っていました。水面もフォトジェニックでキラキラと光り、手前の木々に彩りが入って、大変上品でよく考えられたアプローチだと思いました。