たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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ネイチャー・生き物部門

総評：前年に比べ応募総数は減ったものの、レベルが下がったわけではなく、かなり高水準の作品が含まれていたという印象です。狭き門のフォトコンですので入賞しなくても悲観する必要はありませんが、入賞するには努力、センスなどなにかキラッと光るものを持った作品である必要があります。ネイチャー・生き物部門という名前からの印象なのかアップで撮った作品が多かったのですが、もっと周りの自然にも目を向けてほしかったです。身近なものから雄大な自然まで、どのような環境で生き物が息づいているのか、レンズワークや距離感をもっと意識していただければと思います。

審査員
米美知子氏

よねみちこ／1967年東京生まれ。1996年独学で写真を始める。アマチュア時代には全国規模コンテストで数々の賞を受賞。「夢のある表情豊かな作品」をテーマに、北海道から西表島まで日本の森と色彩美を撮り続けている。著書「桜（はな）もよう」「森に流れる時間」（文一総合出版）など多数。公益社団法人日本写真家協会（JPS）会員・公益社団法人日本写真協会（PSJ）会員。
オフィシャルホームページhttp://www.y-onephoto.com

グランプリ1名：賞金30万円と賞状写真をクリックすると拡大表示

自然コース「雨に濡れて」

橋本滝江（岡山県総社市）総社店

寸評：今回数多く拝見した鳥の中でも心にぐっと来た作品でした。羽の色、背景の緑、紫の花という色合いが雨の中で描写されており、とても印象的でした。鳥を撮るときはシャッタースピードを早くしたいものですが、雨が表現できるぎりぎりの選択をしっかり考えてあります。生憎の天気で作者は大変だったと思いますが、写真にとって雨はまさに撮影日和ですね。