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中古ランキングからEOS7Dが消えた。かわりに6Dがランクイン

※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。

  • 公式ブログ担当者
  • 2019年01月16日
  • おすすめ雑記

キタムラネット中古のランキングに異変があった。

いままで上位に君臨してきた「EOS 7D」が・・・いない。


それどころか、トップテンの次点(実質11位か12位と思われる)に7Dの下位モデルともいうべき60Dの姿が。「どうなってんの」。「まだまだ使える!」って声も根強いカメラなのに・・・。「もう使えない?」いやそれなら60Dが入ってくるのも謎になってくる。え、でもそうでしょ?




・そういえばこんなこともあった・・・。

先日ツイッターで紹介したときのもの。たしかに実用には足りるものの、外観はちょっと使用感を感じる個体が増えてきた。実際に現在キタムラネット中古に掲載されているEOS 7D、321点のうち、88%に相当する281点が使用感があるAB評価以下の個体。そのなかでも特に外観に傷みがあるもの(B品)は76点にのぼる。しっかり使い込んでもらえる幸せなカメラである反面、いまから状態がいい個体を探すのは至難の業・・・ということ。




おっしゃるとおりで過酷な状況下でも使える7Dは、そのセールスポイントがゆえになかなかいい状態のカメラが出てこない状況にある。


・そのほかにも考えられることがある。




記録媒体が今では珍しいCFカード。SDに比べて割高なメディアで、「中古でできるだけコストカット・・・」と考える方にとっては大きな障壁。アダプタを駆使して使っているという声も定期的に届く。


「高速AF・高速連写」ミラーレス機の台頭も大きい。特にα7やα6000に代表されるソニーのαシリーズは、新品中古問わず大きな支持を得ている。よってセンサーサイズでの恩恵、使い分けは誰もが認めるが、レフ機である必要性は議論の的になりやすい。


今朝、面白いランキング結果を見た。

7Dがランクインしていないこともお伝えした。60Dの名前も冒頭に紹介した。補足すると7Dは買い増し需要が高いレンズにぴったりつくような形で4位、もしくは5位に入るイメージがあった。<キタムラネット中古へ>




今回のランキングはどうだろう。7Dの定位置となっていた4位に入ったのは、同じくキヤノンのEOS 6Dだった。このブログを見ている方にとっては周知のことかもしれないが一応紹介する。6Dはフルサイズ一眼レフ。それもフルサイズ一眼レフの下位モデルとしては初代にあたる旧機種。スペックはまるで違うが、ミラーレス登場以前、一眼レフが絶対的であったころ7Dとも言い換えることができる機種である。中古カメラの決め手が変わった・・・?大げさだが時代が変わったような気がした。

カメラそのものは変わらないが、ワタシたちがカメラに期待することは日々変わっている。デジカメが浸透しない時代があった、スマホで十分といわれる日がある時代になった。今回の話で言えば、旧機種ながらも連写性能、AF精度で中古カメラが選ばれる時代が確かにあった。そのカメラがランキングから姿を消し、新たな名前が出てきた瞬間にたまたま立ち会った。


コスパといえばそれまでだが、従来の大きな一眼レフにできることは何なのだろう。気になって近くのキタムラ、中古買取センターへ向かった。大型と小型、二極化が進んでいる。もしかしてぜんぶミラーレスで・・・いいのかな。小型化を売りにしてきたAPS-Cの一眼レフが中古のショーケースに並んでいる。いつもより小さく見えた。

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