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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

お出かけしたら記念写真を撮ろうVol.009 2011年04月29日更新

ゴールデンウィークは暑くもなく寒くもない快適な5月の連休です。
山岡もゴールデンウィーク中はたいてい家族でどこかに出かけています。
今回は動物園での写真でお出かけ先で撮る記念写真のコツを紹介します。

なんとなくそのまま撮った

(1)まずはゾウの大きさを決める

(2)手前に子供を入れて撮る

動物をバックに入れてパチリ

動物園の中でも主役級のゾウ。 「ゾウの前で3人で撮ろう」ということになりました。 とりあえず、ズームを広角側にして全身入るようにフレーミングし一枚撮ってみました。
モニターで見てみると「いまいち小さい…」子供たちもゾウも小さくていまひとつインパクトがありません。 となりに半分入ってしまった知らない人の後姿も若干じゃま、もうちょっとがんばってみましょう。

(1)まずはゾウの大きさを決めよう

ゾウにはこれ以上近づくことができませんから、まずゾウを大きく写すにはズームにたよるしかありません。子供たちは多少前後に動けば大きさを調節できますからまずはゾウがどれくらいの大きさに写ってほしいかを考えてズームで調節します。このとき画面下のほうに「これくらいで子供たちを入れようかな」くらいの空間を空けて考えましょう。

(2)子供たちを画面に入る場所に移動させる

ゾウをどれくらいに写すかが大体決まったら子供たちを呼んで「ここ、この策の前に立って」と言ってゾウの前に入る場所に立たせます。
ちょうど逆光で光もいい状態です。この写真では逆光になった子供たちと日陰にいるゾウを明るく写すためにプラス1.7の露出補正をしています。そのため日向になっている部分は飛んでしまっていますが、この際大事なのは子供たちとゾウなので日向の白トビは気にしないで撮りました。
今回はゾウでしたが、背景に入れるものが建物やモニュメントなどになっても基本は同じです。モニターで確認しながらいろいろ撮ってみましょう。


ここに注意

顔に日が当たってまぶしくてNG

背景にピントが合ってしまってNG

子供ではなく背景にピントが合ってしまうNG

ピントは子供に合わせましょう。フォーカスフレームに子供が重なっていないフレーミングにするときはフォーカスロックを使えば大丈夫です。
まずは子供にフォーカスフレームを合わせてシャッターを半押ししてピントをあわせ、半押しにしたままフレーミングしなおしてシャッターを押せばいいのです。このときシャッターボタンの半押し状態をキープしていないとピントがはずれてしまうので注意しましょう。

顔に日が当たるとまぶしい

直射日光が顔にあたればだれでもまぶしいのは当然です。子供たちはプロのモデルではありませんから、まぶしいのをがまんしてニッコリなんてできません。こんな光の状態では顔にうるさい影ができしまいますし、眉間にしわがよって不機嫌そうな顔になってしまいます。


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