ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー
ハロウィンが終わったとたん街はクリスマスモードに入ります。
遅いところでも12月にはいるころにはツリーやサンタのディスプレイがセットされるようです。
今回は自分が撮った写真をフォトショップエレメンツで加工してクリスマスカード用写真を作ってみましょう。
フォントや大きさ、色や文字の位置を調整して自分の好みにあったイメージを作ってください。作例の場合は背景が白っぽい色なので文字の色は赤にしてみました。画面左側の文字ツールを選択してだいたいの位置にMerry ChristmasとI wish you happyの文字を入れました[手順(1)(2)]。文字の色やフォント、位置などは後で調整できるのでここでは「このへんかな」程度の位置に入れれば大丈夫です。
後から文字の色やフォントを変えたい場合は文字の入っているレイヤーをいじらなければなりません。レイヤーというのは透明なシートみたいなものです。手順(3)の画像ですが、画面右側にレイヤーというメニューがあります。背景と書いてあるのが写真の画像レイヤーでその上にMerry Chruistmasの文字が入ったレイヤーとI wish you happyの文字が入ったレイヤーが重なっている状態です。Merry Chruistmasの文字をいじるときはメニューの中からそのレイヤーを選択して文字を選択すれば位置でも大きさでもあとから変えることができます。
これで完成というところまできたらレイヤーという名の透明シートをまとめて一枚の写真にします。ばらばらの透明シートのままでは扱いにくいので全部貼り付けて一枚にしてしまう、と思ってください。レイヤー→画像を統合を選択すればOKです[手順(4)]。これで文字入り写真画像が完成しました。あとは自分の使っているプリンターで出力すれば出来上がりです。
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まずは素材写真を選ぶ
今回は写真に文字をのせる方法でクリスマスカードを作ってみます。ソフトはフォトショップエレメンツを使いました。写真のなかに文字を入れる場合、文字を入れるスペースがある写真を選びましょう。作例(1)のように被写体が画面いっぱいに写っていると、文字を入れる隙間がありません。一番いいのは撮る時に文字を入れるスペースを確保してわざと空間をあけて撮っておく方法です。山岡も仕事で撮るとき文字が入ることがわかっている場合はその分のスペースをあけて撮っておきます。文字をのせるスペースはボケている部分などがいいでしょう。また、文字スペース用にはなるべく明暗差のない部分がお勧めです。