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みんなで一枚撮るときのコツVol.042 2011年12月16日更新

もうすぐ冬休み。冬はクリスマス会やお正月など、人が集まるイベントが多い季節です。
日ごろは遠方にいてなかなか集まれず、みんながそろうのはお正月だけ、というご家族もいるのではないでしょうか。
良い機会ですからみんなで記念写真を撮りましょう。我が家では一年に一度家族全員で写真を撮っています。
この写真だけは専用のアルバムがあって、毎年一枚ずつ写真が増えていきます。
これを眺めると子供が3人になったあたりから私もダンナも急激に老けてる感じがよくわかります。
家族でも親戚でもお友達同士でも、みんなで撮った一枚は何年後かに、もう一度楽しく眺めることができます。
今回はみんなで一枚撮るときのコツを紹介します。

人物を画面いっぱいにフレーミングする

何人かで撮る集合写真などの場合、よく見かけるのが人物が小さすぎてまわりの無駄な空間が多い写真です。もちろん回りのものも一緒に入れたい場合もありますが、どちらかというと画面をめいっぱい使うことに慣れていないため、無意識に小さく撮ってしまっている写真がけっこう多いようです。
集合写真の場合は横に人が並んでいる状態なら、画面いっぱいになるくらいの大きさか、「両脇にもう一人くらい入れる」程度のスペースがあれば十分です。作例(1)は広角で撮っていることもあり、両脇もあきすぎですが手前のなにもない畳スペースもあきすぎです。
一方作例(2)は人物を大きく写しています。集合写真のときはただでさえ一人一人が小さく写りますから、なるべく画面をめいっぱい使って大きく撮りましょう。

(1)無駄な空間が多い

(1)無駄な空間が多い

(2)横にめいっぱいか一人入れるくらい

(2)横にめいっぱいか一人入れるくらい


(3)外で撮るなら逆光で

(3)外で撮るなら逆光で

外で撮るなら逆光で

外で撮る時はなるべく逆光で撮りましょう作例(3)。以前にも「外で人物を撮る時は逆光で」と何回か書いたと思います。集合写真のときも同じで、特に子供などは顔に直接太陽が当たっていると鼻の下や目の辺りが陰になったり、おでこに前髪の影がでたりします。また、まぶしいのでどうしても目を細めてしまって、眉間にしわがよるなどしてなかなかかわいく撮れません。なるべく逆光で撮り、暗いようだったらプラス補正して明るく写しましょう。


(4)少人数なら縦位置もOK

(4)少人数なら縦位置もOK

少人数なら縦位置もよい

大勢の集合写真はほとんど横位置で撮るのが普通ですが、家族だけの写真など少人数の集合写真なら縦位置で撮るのもいいでしょう。座っている人の後ろに立って写る人がいる状態にすれば縦位置できれいにきまります。作例(4)はISO感度を高く設定して(ISO800)ストロボを弱く使うことでなるべく自然なイメージで撮っています。感度を低くしたままだと、ストロボが強すぎてべたっとした光になっていまうからです。家族写真はあとで全員が楽しめます。とくに子供が大きくなっていくと、家族で写真を撮る機会も減ってきますがたまにはみんなで一枚撮りましょう。


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