ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー
先日カメラバッグを買い換えました。最初はネットでいろいろ眺めていました。カメラバッグはいろいろなものが出ている割には販売店においてある数が限られていてネットだとたくさんのものが見られるから、と思ったからです。しかし大きさや質感、しょった時のベルトの感じなど、実際に見てみないことにはどうにも不安で、結局大型店に行って実際に見てこれかな、と思うものを買ってきました。ネットでカメラバッグを買うのはちょっと難しいなあ、ということを痛感した買い物でした。今回はカメラバッグについてお話しします。
ネットでカメラバッグを買うのはあきらめてしまいましたが、ネットであらかじめいろいろ見ておくことは店頭でカメラバッグ選ぶときにも役にたちます。私も実際に買ったカメラバッグはネットで見たときに気に入っていたモデルとよく似たタイプのものでした。ネットではサイズや材質の厚さや硬さなどがわかりにくかったため、購入まではしなかったものの、こういうのいいよな、と思っていたタイプでしたし、値段の検討もついていたのでスムーズに買い物ができました。
カメラバッグを選ぶときのポイントはなんといっても自分が普段持ち歩く機材に合った大きさであり、撮影スタイルに合っているタイプかどうかです。小さすぎると収納力が不足で持っていきたい機材を持ち歩けないことになりますし、大すぎるとかさばってもちにくいなんてことになりかねません。実際にカメラバッグの中を見て間仕切りの数やレイアウトが自分の機材に合わない、と思うとこれはだめかなと思ってしまいがちですが、そこであきらめることはありません。バッグは気に入ったけど間仕切りのレイアウトが合わないと思ったら間仕切りだけネットで買い足すという方法もあります。店頭ではなかなか見られませんが、インナーボックス[写真(1)]や間仕切り[写真(2)]はネットで買うことができます。これくらいものならネットでも買いやすいと思います。間仕切りを自分の使いやすいようにレイアウトしなおして使ってみてはどうでしょうか。間仕切りもネットで買うときはサイズを忘れずに確認しましょう。また[写真(3)]のように実際に機材を詰めた画像をチェックすると自分の機材を詰めたときにどんな感じかがイメージしやすいと思います。たくさんの機材を持ち歩く人にはお勧めできませんが、ミラーレスとレンズ2本など、コンパクトな機材で出かけるならもともと持っている鞄にインナーケースを入れて使うという方法もあります。
写真(3)
店頭にある数が限られているカメラバッグ
カメラバッグは販売店にとってけっこうかさばる商品です。場所をとる割にはそれほどバンバン売れる商品でもないため、自然と店頭における点数が限られてしまいます。先日近所の科販売店に見に行った時は店頭にあるカメラバッグはコンパクトなものが中心で大き目のものは一点、中くらい(一眼レフ2台とレンズ2~3本が入る感じ)が1点、あとは一眼レフなら1台とレンズ2本とかミラーレス用かな?と思われるちいさなものばかりでした。色も黒しかなく、ちょっと選択肢がせまいなあ、というのが正直な感想でした。やはりちょっと遠い大型店に行くしかないかなと思い、結局都内まで出て買ってきました。ただし、色などについては店頭には黒だけしかなくてもほかのカラーバリエーションがある場合もありますから、気に入ったものがあったら色違いがないかどうか店員さんに聞いてみましょう。