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小さな運動会を撮るVol.165 2014年05月02日更新

うちの子供たちが行っていた小学校では運動会は毎年秋に行っていましたが、地域によっては5月くらいに運動会をやるところもけっこうあります。今回は保育園の運動会を撮ってみました。保育園は幼稚園に比べて人数が少ないことが多く、運動会もこじんまりとしていますが、会場が小さい分近くで撮れるチャンスがけっこうあります。小学校に入ったら運動会を近くで撮るチャンスなんてほとんどありません。(私はPTAで広報を担当するなどしておいしい場所から撮らせてもらってますが)小さな運動会ならではのコツを紹介します。

小さな運動会なら近くで撮れるチャンスもある

運動会自体が大きくなると会場も広くなります。運動会が大きいということは人も多いわけで、当然観覧できる場所が限られてきますから遠くから望遠で撮るしかありません。今回の運動会は全部で30人いるかいないかくらいの小さな運動会でした。場所は近所の公園を借りて行っていて、あらかじめ先生方が手作りの旗や色画用紙で作った飾りなどを飾り付け、集合するときも子供と親が一緒に集まるなど、家庭的な雰囲気ではじまりました。
[作例(1)]は遠くから望遠で撮りました。普通の運動会ならこういう撮り方になると思います。でも近くから撮れる状況なら近くから撮ってみましょう。

作例(1)望遠で遠くから撮る

作例(1)望遠で遠くから撮る

作例(2)近くから広角で撮る=

作例(2)近くから広角で撮る

作例(3)近くからしゃがんで撮る

作例(3)近くからしゃがんで撮る

広角で近くから撮るなら背景に気を遣おう

[作例(2)]は近くから広角で撮っていますが残念なことに立ったままシャッターを押しているため子供を見下ろす角度になってしまい、背景がほとんど地面です。こういう時は自分もしゃがんで撮りましょう[作例(3)]。しゃがんで撮ると見下ろす角度ではなく、水平にカメラを構えることができるので、広角で撮れば背景に飾ってあるハタも入りますし、周りのお友達や観覧しているパパママも入れることができます。運動会の写真は主役の子供といっしょに背景に観覧する人や応援する人がたくさん入っていたほうが、運動会らしい雰囲気になります。

競技の合間にはついでのスナップを撮る

この運動会で飾られていた旗は手作りで、一人ひとりの写真と折り紙で作ったかわいい旗でした。こういう細かいものも撮っておくと記念になりますし、アルバムやフォトブックを作るとき中途半端に空いてしまったスペースを埋めるいい素材になります。[作例(4)]は子供の旗を探して写真を撮っているパパの後ろ姿です。もちろん旗の写真も撮りましたが、それを撮っているパパの姿も思い出になります。競技の合間にはちょっとしたスナップを撮ってみましょう。[作例(5)]は電車のようにつながって歩く姿や前の子の肩に手をかけてついていくしぐさがかわいかったので撮りました。こういった後ろ姿のコツは「何をしているのかわかる」または「なにをしているのか想像できる」ように撮ることです。たとえば作例4のパパの後ろ姿の場合でしたら、パパが何を撮っているのか分かるように旗も一緒にフレーミングすることです。ついでのスナップもたくさん撮ってアルバムに楽しい一日のページを作りましょう。

作例(4)パパの後ろ姿

作例(4)パパの後ろ姿

作例(5)手元やしぐさがかわいい後姿

作例(5)手元やしぐさがかわいい後姿


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