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初詣の記念写真を撮るVol.249 2015年12月18日更新

年の暮れも近づきクリスマスももうすぐですが、買い物に行くとおせちの予約受付中の告知があったり鏡餅が店頭に並んだりしています。それを見るとクリスマスに気をとられていたけど、そうだお正月の準備もしないと、とおもいだします。我が家では、毎年なぜか年末になると忙しくなり、どたばたと12月は終わってしまうのでお正月はなんだかお休みモードになってしまい、お正月の家族写真も少なくなりがちです。でも来年のお正月は写真を撮ろう、と内心何をどう撮ろうか今から考えているところです。今回は初詣の記念写真のヒントを紹介します。

背景に初詣っぽいものを入れる

お正月は日本の行事のイメージが強く、あらたまった席であれば着物を着る方もいると思います。ただ、家族で行く初詣の場合は特別な服を着るわけではなく、普段の服装で来ている方のほうが多いように思えます。そうなると初詣っぽさを出すためには背景に神社を入れるとか、なにか初詣っぽい小物を入れるなどしないと、それらしい雰囲気になりません。今年行った神社はお社が引いて撮れる状態ではなかったので神社を背景に撮るのはちょっと難しい場所でした。そこで、参詣する行列に並んだとき、後ろに長い行列ができてるところを背景に入れて撮ったのが作例1です。ここは階段の上に神社があるので階段の途中まで登ってから下の行列が背景に入るように撮れば、人の列ができているのがよくわかります。

作例1背景に行列を入れる

作例1背景に行列を入れる

顔に日が当たると目が細くなる

作例2はおみくじを持って神社の建物の前で撮りました。背景はいいのですが順光の日向になっているため顔に日が当たっています。この状態だと撮られている人はまぶしくて目が細くなってしまい、目つぶりも多くなります。また、まぶしいのを我慢しているため笑顔にもなかなかなりません。できれば背景の建物が入るところで顔に直接日が当たらない場所に移動して撮りましょう。日陰でも日中シンクロでストロボを使えば背景と人物をバランスの良い明るさで撮ることができます。

作例2顔に日が当たっている

作例2顔に日が当たっている

逆光か日陰がおすすめ

作例3は逆光で撮りました。逆光なら目が細くなることはありませんし、笑顔も引き出しやすくなります。ただ、この作例では画面に太陽が入ってしまい、その部分が飛んで白くなってしまっています。冬の太陽は位置が低いので、逆光の角度から撮ると太陽が画面に入りやすいので注意しましょう。そこで、一歩移動してレンズが小さな日陰に入るようにしました。(作例4)これなら背景に絵馬があり、なおかつ太陽も画面に入りません。日陰でもOKだと思いますが、その場合は背景と人物の明るさのバランスに気をつけましょう。

作例3太陽が画面に入っている

作例3太陽が画面に入っている

作例4レンズに日が当たらないように

作例4レンズに日が当たらないように

絵馬の中に入って一枚

作例5はおまけのつもりで撮りました。絵馬を結びつける台がドーム状になっていたのでその中に入って、周りを絵馬に囲まれている感じで撮ったものです。神社も大きくて有名な場所や、小さな地元の神社などいろいろありますが、なるべくその場にあるものを利用して初詣らしい写真を撮る工夫をしてみましょう。

作例5絵馬で取り囲まれている場所で一枚

作例5絵馬で取り囲まれている場所で一枚


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