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ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

遠足のスナップを撮るVol.266 2016年04月22日更新

うちの子供たちはもう大きくなってきたので、自分の子供ではいわゆる「子供の写真」を撮ることは難しくなってきました。そこでまだ小さい甥っ子、姪っ子の写真を撮らせてもらうため、妹に「なんかイベントがあったら呼んでね、撮りに行くから」とよく言っています。うちの子供たちが通っていた保育園では、遠足は卒園するちょっと前に一回行くだけでした。それで知らなかったのですが5月に遠足に行く幼稚園や保育園はけっこうあるようです。入園して間もない子供たちもいるわけですから、だいたいが保護者同行の遠足です。今回は遠足でのスナップを撮ってみましょう。

レクリエーションなどは正面から撮れるポジションに移動

遠足ではだいたいみんなで楽しめるようなゲームなどのプログラムが用意されているものです。作例1はボール運びリレーのスナップです。このようなゲームの場合はできれば正面から撮れるようにポジションを移動して撮りましょう。ママと一緒にボールを持って走る楽しそうな表情を撮るために何枚か続けて撮っています。このような走るゲームの場合はAFモードをAF-Cに設定するか、スポーツモードを使うと動いている子供にピントを合わせ続けながら撮ることができます。また、この作例の場合は太陽が高い時間帯だったため帽子で陰になりがちな顔を明るく写すために+1.3の露出補正をしています。背景の緑は見た目よりも明るい色に写りますが、人物優先で露出補正したほうがいいでしょう。

作例1ゲームは正面から撮る

作例1ゲームは正面から撮る

お弁当の写真は手を付ける前に撮ろう

お弁当の写真は当然のことながら食べてしまってからでは撮れません。遠足のお弁当はきれいに盛り付けしてあったり、お気に入りのおかずやデザートが入っていたりと、普段のお弁当よりもちょっと特別なメニューになっていることが多いものです。できればふたを開けたらすぐに撮っておきましょう(作例2)。食べ始めたらあっという間になくなってしまいますし、きれいな盛り付けも手を付ける前でないと写真に残すことができません。おなかが空いている子供たちをあまり待たせない程度に手早く撮影しましょう。

作例2御弁当は開けたらすぐに撮る

作例2お弁当は開けたらすぐに撮る

お食事のスナップでは口を開けていない瞬間を

お食事中のスナップで、よく見られるのが口を開けて食べているところを撮った写真ですが、この「口を開けているところ」というのは、かわいく撮るのはなかなか難しいものなのです。私が撮る場合は横から撮るなら口を開けたところを撮ることもありますが、たいていは口が閉じているところで撮るようにしています。正面からカメラを構えていて口を開けているところを撮ると、口の中が写真に写ってしまい、あんまりいい感じにならないことが多いからです(作例3)。おにぎりなど、今食べているものを手にもっていれば、遠足のお弁当のスナップとしてその状況は十分伝わります。なので、おかずなどを手に持っている状態で、表情のいいところを狙うように心がけています(作例4)。状況や撮る人の好みによって違うかと思いますが、満足げな表情をとらえるのがお弁当のスナップのコツだと思います。

作例3口の中が見えるとイマイチ

作例3口の中が見えるとイマイチ

作例4満足げな表情を狙う

作例4満足げな表情を狙う


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