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海で子供のスナップを撮るVol.329 2017年07月07日更新

私の地元では7月1日からが海開きです。子どもが小さかった頃はよく海水浴に行きました。地元の海は磯と違って遠浅の砂浜なので急に深くなっている場所があるというわけでもなく比較的気軽に子どもを連れて行けるところでした。海水浴は夏の思い出としてぜひ残したいと思っていたのでもちろんカメラも持って行きました。水辺なのでいつも一眼レフと言うわけではなく防水タイプのコンデジを持って行くこともありましたが、とにかく夏休みの思い出に楽しいスナップをたくさん撮っておきましょう。

砂遊びは作っているものを一緒に撮る

砂浜で子供たちを自由に遊ばせると、結構砂遊びも楽しいようです。砂山を作ったり、池を作ったりトンネルを掘るなど楽しそうに何かしら作っています。砂遊びのスナップの場合はその時に作ったものを一緒に撮りましょう。そのときどんなものを作っていたのかがわかる写真の方が後で眺める時に楽しく見ることができます。作例1は子供たちが掘った池に水を入れているところです。後ろでも手前でもいいので砂作品を一緒に撮っておきましょう。

作例1 砂遊びのスナップ

作例1 砂遊びのスナップ

一緒に来た兄弟(お友達でも)を後ろに入れて

作例2は、ほとんど作例1と同じ写真ですが、後ろに一緒に来た弟の後ろ姿を入れました。子供が一人の時はあまり意識していませんでしたが家族で出かけたときは主役の子供だけでなく後ろに小さくでも他の家族を入れたほうが「家族のお出かけ」のイメージが出ます。もちろん後ろに入れるのは親でもいいですし、お友達と一緒ならお友達を入れてもいいでしょう。写真は背景に余計なものを入れないほうが良いと言われています。もちろんそれも基本ですが、意図的に入れておきたい脇役はまた別です。この場合は決して余計なものではないので家族が入るようにフレーミングするのがおすすめです。

作例2 一緒に来た兄弟を背景に入れる

作例2 一緒に来た兄弟を背景に入れる

後ろ姿は動作のある瞬間を

作例3は波打ち際で遊ぶ子供の後ろ姿です。普通子供たちは海の方に向いて遊んでいることが多いので自分が海に入らない限りは後ろから撮ることが多くなります。この時は一眼レフを持って行ったので「落としたり転んだりしたらカメラが水没する」と思い、浜の方から撮っていました。当然子供たちは海が見える方向を向いているので後ろ姿や横顔の写真が多くなります。後ろ姿を撮るときは何をしているのかわかる動作がある瞬間を狙うと感じが出ます。場合によっては立って景色を眺めているだけの後ろ姿でも絵になる場合がありますが、「遊んでいるところ」のイメージを出すには何か動作がある瞬間を狙いましょう。

作例3 後ろ姿は動作のある瞬間を

作例3 後ろ姿は動作のある瞬間を

手に持ったものを見せてもらう

少し前ですが、「お子さんが写真を撮らせてくれない」と言う相談が寄せられたことがありました。ただ、「こっち向いて」と声をかけて撮るよりも、「それ見せて」など子供が持っているものを見せてもらう体で声をかけると子供たちも比較的スムーズに写真を撮らせてくれます。砂遊びで砂だらけになった顔や手などを見せてもらっても良いと思います。作例4は魚を見せてもらって撮りました。自分で採ったものや作ったものを一緒に撮る時は子供たち自身にも「自慢」する気持ちがありますから笑顔で撮らせてくれると思います。

作例4 魚を手にもって撮る

作例4 魚を手にもって撮る


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