修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.01.05
※この記事は2009年 1月 5日に書かれたものです。
晦日蕎麦は、あっという間に胃袋に収まりましたが、何か物足りないのです。 汗を流して育てました檜原産の蕎麦の旨さが忘れられないのです。 仕方なく正月から500gを打つ羽目になりました。
そうだ、京都に行こうではありませんが、鴨セイロが食べたくなりました。
小用で出掛けた序でに合鴨を買い求め焼き色を付けているところです。
良い香りがしてきます。
蕎麦屋で食しますと高い事この上なし、本当に鴨を使用していれば許せますが、コケコッコの代用で済ますと聞きますが、本当でしょうか?
蕎麦友と行きます浜田山の「安藤」の鴨煮は、軟らかく美味しいです。
溶け出しました合鴨の脂でネギを炒めます。
鴨が葱を背負ってくる例えがありますが、ネギ(南蛮)と相性が宜しいんですね!
俗に言う鴨肉は、アヒル(カモ科のマガモから人為的に作られた)と鴨(カモ目カモ科)の雑種だそうで、科が同じですから交配に相性が良い。ですから合鴨なんちゃって。。。。
鶏は、キジ目キジ科ですので、同列には出来ません。
合鴨農法がありますが、役目を終えると食すようです。
「ダシュ村」の合鴨はどうなるのでしょうか?
鴨汁セイロです。合鴨の脂が蕎麦汁に溶け合いまして美味しゅう御座います。
娘は温蕎麦しか食べません。
温蕎麦は面倒なんですヨ。茹で時間は短くしますが、再度暖めますので鍋をもう一つ。
汁用にもう一つと3ヶも鍋を使用します。
そしてそれぞれの時間に合わせまして、火を入れたり止めたりと大変なんです。
愚妻は「お蕎麦屋さん。温蕎麦ですよ!」と愛犬を膝の上に乗せ動こうとしません。
「俺は蕎麦屋じゃねえぞ~」と小声でブツブツ。
娘じゃ仕方が無いかと、又ブツブツ。
出来たぞ~、「サンキュー」でズルズルと澄まして食べている娘です。
正月くらいお大尽気分で生山葵を味わうことにしました。通常は、1本千円前後もしますが、何を間違えたか?地元の八百屋で250円とか、矢張り庶民的値段で無いと買えません。
そんなに安いなら醤油漬けを作るから買い足せばと話すと、もう売り切れよ!の返事です。
鮫皮の下ろしで擦りまして香りを楽しみました。
正月料理にも飽きが来まして、サッパリと辛味大根蕎麦を食します。
埼玉菜園産のからいね赤です。すり下ろしますと鮮やかな紫色になりますが、時間が経過すると色が醒めてきます。
辛味は申し分なく美味しゅう御座いました。 過日、ブログ記事「鰹節の買い出し」で求めました3本100円の辛味大根の内、1本は辛味が無く只の大根でした。 肥料の効いた畑で作りますと辛味が出ないことがあるようです。 子育ても可愛がり過ぎると辛味が抜けまして、甘く我が儘に育って仕舞うようです。
日本橋店中古売場 田口由明
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