修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2009.04.20
銅おろし金を求めた帰り道、八百屋に末生りの苺が安く出ていました。
2パック298円と、何と安いのでしょう。
何も和光市からぶら下げて来ることもあるまいとお思いでしょうが、改めて求めるのも面倒ですし、新鮮なのでジャム作りにと2パックぶら下げて来ました。
水洗いしてヘタ取ります。
苺が2パックで700g・砂糖(白砂糖と三温糖)100g・リンゴペクチン250cc
リンゴペクチンの作り方はブログ記事「リンゴペクチンの作り方」
https://www.kitamura.jp/photo/repairer/2009/re296.html
を参考にしてください。
火に掛けますとアクが出てきます。こまめにアク取りをします。
食べるのみの蕎麦友は銅製の行平鍋を買いジャム作りに勤しんでいるとか、私も欲しい。
30分程で、出来上がりです。
リンゴペクチンのお陰で、とろみが付きまして美味しそうなジャムに仕上がりました。
700gの生苺も凝縮されジャムになりましたら一瓶です。
早速朝食で頂きました。出来合いと違い苺ハウスの甘酸っぱい香りが致します。
蕎麦と同じで、出来たてが美味しいようです。
小さな苺を末生りと称するのは適当では無いかも知れません。
本来うらなりとは「末生り瓢箪」を指し、元気が無く弱々しい感じのする人の事のようです。夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる英語教師に付けられた綽名と言えば、思い出した御仁も多いと思います。
まぁ~瓢箪にしろ、なりものの末は小振りで味が落ちることを意味しますから、小生、良くうらなりと表現してしまいます。
ハウスの苺もそろそろ終わりに近づいています。
この時期、お買い得な「うらなり」でジャム作りも楽しいかと思います。
でも、小さくても甘く美味しかったですよ。
まともな値段で、不味い苺がありますから、バカにしたものでもありませんでした。
毎年、稲藁を戴く農家の方の話によると、美味しい苺を育てるのは土作りにあって大変なようです。
日本橋店中古売場 田口由明
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。