修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.05.06
数多くの民具をお持ちの方からコレクションに加わりました。と修理の依頼を受けましたRレンズです。このレンズを分解しますと外した部品で作業空間が無くなる程の量になります。
3本の(1)のネジを外し遮光環外します。外した後に(2)のネジを外します。
そうしますと、絞りセット環&解除レバーを外すことが出来ます。
組み立てる時に解除レバーを差し込む位置にコツが要ります。
座金を外しますとヘリコイド部と鏡筒が分離します。ヘリコイド部と鏡筒の間にあります当該レンズの調整ワシャーの紛失や組み込み忘れに注意が必要です。
之からですよ!お店を広げるのは。。。
前側に戻り社名環・前玉を外します。
Cリングを痛めないよう滑らすように回転させてPV絞り値環を外します。
続けてPV絞り値軸を外します。
絞り値クリック環の3本のセットネジを緩めソロリとずらします。絞り値環の穴に鋼球とバネが収まっています。呉々も花火を打ち上げないよう気を付けます。
絞り値クリック環・絞り値環を外した後に絞り値環軸を外します。(レイヤー画像を参照)
前側に戻りCリングを外し絞り値作動環・PV絞り値作動環と外していきます。
鏡筒に見える(赤○)の3本のネジを外します。
やっと絞り羽根機構部の分離です。作業机上が外した部品で一杯です。
この先、絞り羽根機構部の展開は続編にて。。。
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