修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2011.07.15
泣くのか?泣かないのか?7月2日はどんよりとした曇り空。曇りのち雨の予報である。
降り出してはいないので電車とバスを乗り継いで根小屋に向かう。橋本駅から城山方面を望めば低くたち込めた雲で隠れている。バスが根小屋に近づくにつれ道路が濡れていた。
バスの乗客にお仲間が一人。集合場所のふれあい会館には夫婦一組。集まりが悪いようです。理由が解りました。早朝、根小屋は土砂降りで順延のメールを流したようですが、確認しないで出掛けて仕舞いましたのが都合8名です。
手な訳で、先ずは夏蕎麦畑を確認。全体に花が咲き出しています。
左6月6日播種しました畝で一段と草丈を伸ばし胸の位置まで成長しています。栄養と土壌の性でしょうか?一段低い右側の畝は、鳥害により5月21日の再播種した畝です。
受粉して大きな実になっています。
受粉しましたのは小昆虫のお陰ですね!大型の蜂がやって来ました。俗称トックリハチ。
若きオードリーへップバーンの魅力在る腰の括れです。人間界では努力の賜の括れですが、同じように努力を惜しまない結果でしょうか?調べますとドロバチ科の仲間でスズバチのようです。ロクロも使わず小さなトックリ状の子育て器を作ります。中に卵と幼虫の餌である芋虫が収まっており、子育てはしない放任主義です。巣作りが終わり密の食事をしているのでしょうか?蕎麦の花には長柱花と短柱花があり、その割合は半々です。
小麦や稲は一つの花で受粉する自家受粉作物ですが、蕎麦は他花受粉作物でチョイト厄介なのです。長柱花は短柱花の花粉を欲しがり、短柱花は長柱花の花粉で無いと受粉しません。ですから効率が悪い作物ですね!そこで小昆虫さんに頼み事ですが、長柱花・短柱花と交互に密を味わって頂ければと思います。
湿り気を含んだ空気は重い。早朝の雨で土は重い中、種を蒔き始めました。
半分ほど蒔きました所で雨足が強くなり撤収の声が掛かりました。あと1時間の猶予が在れば終わりましたのですが、様子を見ることにします。
城山は雨雲に隠れ、丹沢方向も低く雲が立ちこめております。串川ひがし会館へ雨宿りに戻って間もなく城山の方角から雲が切れて来ました。残り半分の作業に向かいます。
高圧線上に鳩が高みの見物。何を見物しているかと申しますと畑から人が去るのを待っているのです。
人が去りますと、素早く降り、何やら捜し物をしているようです。蒔いた大豆を穿っているのか?種には避忌剤を塗布してあるので食べないとの事です。
どうやら、種を蒔いた後に土を掛けますから、出てきた虫を探しているようです。
次に蒔く予定の耕耘が終わったばかりの畑です。鳩が沢山舞い降りて来ました。
午前中の播種は雨雲とのにらめっこで終わることが出来ました。此処でお弁当時間。
楽しい時間の間に雲が切れ、陽が差し始めました。短時間の日差しは強く水はけの良い土壌もありまして乾き出しました。午前中と比べれば楽な作業となります。と申しますのも田圃と畑程の違いがあるのです。湿った土は歩くのも抵抗があります。乾けば抵抗も軽減され楽になります。特に蒔いた後に土を掛けますからね!
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