修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.01.13
晦日蕎麦を打ち始めます。
今年の檜原産蕎麦粉は播種三週間後に台風の被害を受け、ロープ張りが間に合わず敢え無く倒壊。その後、再度の倒壊を防ぐべくロープ張りを致しましたが、生育の回復が見込めず大幅な減産となってしまいました。
例年に比べ半減しました檜原産蕎麦粉、蕎麦束を縛る稲藁の提供を戴きました農家の方に感謝を込めて檜原蕎麦を打ちます。
隠居人の性でしょうか?出来上がり具合を確かめるべく試し茹でを致します。
昨年の出来には届きませんが、美味しく戴けます。安心して渡す事が出来ますね!
相模原市緑区根小屋での夏蕎麦作りは失敗に終わりました。原因は、無知で秋蕎麦用を播種した事にありました。草丈は背程に成長し、結実せず、その後の耕運は大変な思いを致しました。大豆畑に参加しておられ、楽しみにしていました根小屋蕎麦は幻となったのです。それでもと秋蕎麦作りに挑戦。檜原村に遅れる事2週間遅れの播種が台風の被害を軽微にしました。蕎麦の受粉は虫媒が頼り、開けた根小屋の台地には小昆虫が沢山住み着いているようで大きな収穫をもたらしました。
次に晦日蕎麦に間に合うよう根小屋蕎麦を打ちます。
打ち上がりました根小屋蕎麦を賞味しました。色身は檜原産より深い緑色で綺麗です。
う~ん。素のままで味わいました根小屋蕎麦は甘く撓る腰の強さは驚愕です。
育てます環境の違いでこれほどの違いが出るのか?茨城名産の蕎麦粉に匹敵する美味しさです。もそっと栽培技術を研究すれば相模原産の特産になり得ます。
何時もは味気ない容器にラベルを作りました。「よし庵」特製のそばつゆです。
クーラーBoxに詰め根小屋に発送いたしました。
良き晦日蕎麦を味わって戴けた事と思います。本日は1.6Kgを打ちました。
翌日は本番で待ち望んでおります近所の方へ打ったのです。その量、4.9Kg。両日で6.5Kg(70人前余)の量になり、最後の蕎麦切の際は二の腕が痙攣を起こしそうになった次第です。
そして、檜原蕎麦と根小屋蕎麦を味比べの為に届けました方からの報告は、根小屋に軍配が上がりました。年明けの6日には、そばの膳たかさごで根小屋蕎麦を味わう席を設けます。その際の評価は如何なりますでしょうか?
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