修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.05.11
4ヶ月振りに京王橋本駅に降り立ちます。その前に腹ごしらえと構内のBECK’Sでモーニングの朝食をとります。間もなくお手伝いいただく綱島の蕎麦友の到着をしらせる携帯が鳴りました。
年明けから不順な天候が続きました根小屋に春の訪れです。城山の木々も若葉が茂り出し斑な文様を描きだしています。麦畑は緑。幾分、成長が遅れており歌の文句、麦畑(オヨネーズ)には背丈が足りません。姿の見えない雲雀が、上空で、喧騒な程、鳴いていました。
鶏の糞は鶏舎内の施設で完熟鶏糞にされて大地に戻ります。
昨年の夏蕎麦作りは、種の選定を間違え実りに繋がりませんでした。農業は一年勝負。失敗だからとやり直しが利かない。2年目の今年は、長野から夏蕎麦用の種を取り寄せ準備をしたのです。もそっと早く播種を致したかったのですが、遅霜の心配がなくなるこの時期となりました。懸念が無いわけではありませんが、万が一、遅霜が降りた場合は諦めるしかありません。
完熟鶏糞を施し、耕運します。当たり前ですが、身近に農機具が有るのは助かりますね!
何しろ無駄な時間が発生しないのです。
トンボで畝間の線を引きます。耕運したての畑はふわふわ。足元取られ重労働になります。
昨年の蒔きすぎから学びまして、種蒔き権兵衛のキャタピラを麦用に替えて播種致します。
楽に見えますでしょう!!所が、ギッチョン。確りと腰を入れませんと進まないのです。
見た目よりは重労働なのです。用意いたしました蕎麦種は3Kg。播種した量は1.5Kg、半分余ってしまいました。翌日、根小屋から他の畑を用意するとの連絡が入り、残りを播種する手筈となりました。
昼食後、ニンジンの雑草抜きと間引きのお手伝い。
雑草は早く伸びませんと生存を脅かされますから、急いで成長をします。
幼いニンジンは雑草の成長に負けてしまいますね!手助けをしてあげます。序に間引きを致します。
ルバーブの花を始めてみました。厄介な雑草ギシギシに似た花を咲かせるのですね!
花は成長に邪魔ですので除去します。
夏場になりますと葉の茎が赤く色づき甘酸っぱく色身良い美味しいジャムが作れます。
畑脇のウドを戴きました。葉は地上に僅かに出ていますね!土を山盛りにしてあり、掘り下げると茎が長いのですよ!武蔵野では、関東ローム層を掘り下げ、室を作り、その中で育てますから真白いウドになります。でも、山ウドのように陽を浴びたウドは香りが強い。
キンピラも美味しいですが、ヌタが一番でしょうね!春の香りが美味しいです。
放置するのは忍びないと間引きましたニンジンを戴いてきました。
細いように見えますが、確りとニンジンの味がします。サラダスチックとして戴き、おまけに甘いのです。根小屋の土壌もあり、新鮮な野菜は瑞々しく柔らかい。葉は、初体験のてんぷらにいたしました。癖が無く美味しゅうございました。
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