修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.10.19
先週、蕾だったのが花開いた紅白の曼珠沙華。若干、峠を越えてしまいました。
台風17号は、多少ですが大豆の木を寝かせたようです。
強風のお陰とでも申しましょうか?生い茂っていた葉を除いてくれまして、鞘の膨らみを確認できるようになりました。丁度、収穫適期のようです。
先ずは秘伝大豆から収穫しました。例年、ダイズシンクイムシの被害に遭い申し訳程度の量しかありませんでした。
今年は、2回に渡り消毒をしましたが、消毒時期を逸したのでしょうね?50%の歩留まりです。ダイズシンクイムシにとっても美味しいのでしょうか?
帰宅後、試し茹でをしましたが山形産とに風味や美味しさの違いが見られます。
矢張り気候風土や土壌の違いによるものでしょうね!
阿波国の蕎麦友さんも都心で育てています。そちらは如何なのでしょうか?
右が、埼玉地大豆。左が秘伝大豆。大きさに大人と子供ほどの違いがあります。
木から鞘をもぎ取っていますとダイズシンクイムシが豆を食べ尽くしたのか?表に出てきました。蛹になるのか?其れとも他の鞘に渡りをするのか不明です。
渡り歩くのであれば、一匹のダイズシンクイムシは如何ほどの鞘を食害するのでしょうね!
右側のレイヤー画像は、ダイズシンクイムシの蛹です。この姿のまま越冬するのでしょうか?
此方は違う種類のダイズシンクイムシのようです。
狭山で東京地大豆の栽培に挑戦した方が害虫により全滅したと聞きました。送られた画像と同じように内部が黒く変質しています。
近所で大豆作りをしている農家がありますと、消毒は欠かせません。となりますと、無農薬の畑に群がります。無農薬とは難しいものです。
市場に出ています枝豆は適時消毒をしてあり、虫食いを選別出荷していますから虫は入っていません。
どうにも腹の虫がおさまりません。鞘から出して放り出しますと、蟻が目ざとく見つけて噛みつきの刑です。それにしても強い顎なのですね!
一匹で自分より大きく重たいダイズシンクイムシを巣まで運んで行きました。
昨年は、枝や鞘を庭に放置しましたからダイズシンクイムシの発生を助長した感があります。今年は残さず家庭ゴミとして処理することにしました。
一粒の大豆が大株となり、たわわに鞘を付けました。
早生種ですとチョロチョロの鞘付きですが、晩成種の鞘付きは半端な数ではありません。
簡単に根と葉を落とし、虫食いを除いて御近所さんへお裾分けを致しました。
陽の入りが早くなりましたね!鞘もぎを一時止めて17号台風で落ちた葉の掃除をします。
間もなく落ち葉焚きの季節を迎えます。現在、落ち葉焚きは行政により禁止されています。
家が建ちこまなかった昔が懐かしいですね!
焚き火で思い出すのは焼き芋です。アルミホイルなどありませんから空き缶で代用した思い出があります。
蚊遣りを焚いてありますが、陽の光が僅かになり藪蚊がお出ましになりました。
まだまだ収穫をしたいのですが、今日の所はここまでで2Kgの収量になりました。
一部を収穫しただけですので全体では如何ほどの収量になりますやら。。。
先ずはお疲れ様の一杯です。流石、埼玉地大豆、豆自体に美味しさを感じ、舌のミライは甘さを感じ取ります。
播種から3ヶ月、自ら育て、ビールの肴として至福の時を過ごした隠居人です。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。