修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2012.12.21
池袋東武百貨店で国産無農薬レモンがお買い得でした。無農薬ですから丸ごと使えて6ヶで250円。二袋を求めました。
じょうのう膜(さのうを包む袋)が集まった中心部は固いので包丁を入れ、果汁絞り器で絞ります。
苦味を抑えるために中果皮(アルベド)を削ぎ落とします。
中果皮は破棄せず、後程ペクチンを抽出します。
果汁350ccと千切りにした果皮。幅広に切りました果皮はピールを作ろうと思います。
苦味を抑えるのに中果皮(アルベド)、種を2度ほど湯がきます。
クエン酸を加えてペクチンを抽出します。
濃いペクチン液が抽出されました。
この濃さが、後に思わぬ結果をもたらす事になります。
苦味を抑えるのに果皮も湯がきます。
白ワイン200ccを煮きります。
煮きりました白ワインに果汁・果皮・ペクチンを加えます。
大量のアクが出ますから丁寧に掬い取ります。
アクの発生が納まり掛けた頃に用意した重量比400gの甜菜グラニュー糖を数度に分けて加えます。
仕上がりは綺麗な色味と甘酸っぱさのレモンジャムが出来ました。
でも、何時もよりジュレ状が強い仕上がりとなりました。
作る方によりますがレモンジャムの場合、用意する砂糖は60%とあります。
其れでは甘すぎるので40%としました。
何度かジャム作りを致しましたが40%を加えるのは初めてです。
前記に記しました濃い目のペクチンと砂糖の関係なのです。ペクチンは砂糖を加えることでゲル化するのですが、両者の相関関係が解らないのです。
調べていく中でphが深く関係していることでした。
五感に頼るより糖度計とphの測定が安定したジャム作りに欠かせないことのようです。
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