「屋外撮影や風景写真以外の用途に合わせた機能を搭載すると、その分大きく、重くなってしまうので、このカメラに関しては、より屋外撮影向けの使い勝手に絞った設計になっています。カメラショーに645Nを出品しても、我々が意図したとおりに屋外での使用をお考えの方には100%ご満足いただいていると思います」と第二開発設計部の川上聡一郎氏は語る。
こうしたスタッフの自信が示すとおり、645Nは当初の販売予定の2倍以上という好調な売れ行きを達成し、現在生産が追いつかないような状況だと聞く。今まで中判カメラを扱ったことのない皆さんも、35mm感覚の645Nで、中判による風景撮影にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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