特集　よさこい祭り
大山 謙一郎先生が撮る
「よさこい祭り」（炎えた女）
「いごっそ」の「よさこい祭り」を愛してやまない大山先生が、その独自のユニークな視点でとらえたその作品の中から、ほんの少し拝借して誌上で紹介いたします。

大山先生は、もちろん今年のよさこい祭りにもお出かけになります。「きっとどこかにいますから、見かけたら声をかけてください。いくらでも撮影のコツを教えますよ」と、うれしいコメントをいただきました。

読者の皆さんもこれを機会に足をお運びになって、祭りの写真に挑戦されてはいかがでしょうか。きっといい作品と、いい思い出ができると思います。
　
　
（左・中央・右）これらの写真はスローシャッターで撮っているわけですが、スローシャッターで動きの速い被写体を撮ると当然ブレるわけで、そのブレで踊りの躍動感を撮るわけです。と口で言うのは簡単ですが、実際はちょっとしたシャッタースピードの差で、ブレすぎて何が写っているのかわからなくなってしまう。ちょうどいいブレを得るためには、とにかくシャッタースピードを少しずつ変えて根気よく撮るしかありません。。
■カメラ：キヤノンEOS-1N　レンズ：70〜200mm F2.8　絞り：f5.6　シャッタースピード：1/8秒　ストロボ：540EZ　フィルム：アスティア
（左・下）顔が写っていなければならないというルールはないわけで、顔がない分、かえって身体の動きの躍動感を強調できる場合もあるのです。
■カメラ：キヤノンＥＯＳ-１Ｎ　レンズ：28〜70mm Ｆ2.8　絞り：f5.6　シャッタースピード：１／30　ストロボ：５４０ ＥＺ　フィルム：アスティア
　
　
■カメラ：キヤノンＥＯＳ-１Ｎ　レンズ：70〜２００mm Ｆ2.8　絞り：f5.6　シャッタースピード：１／８　ストロボ：５４０ ＥＺ　フィルム：アスティア
　
（上・中央・右）よさこい祭りで好成績を上げたグループはステージの上で踊ります。踊り手はここぞとばかりに派手に踊ってみせるわけです。思い切り躍動している晴れ姿です。
これは踊り手に向かってシャボン玉が放たれたところ。派手な演出もよさこい祭りの特徴です。
■カメラ：キヤノンEOS-1N　レンズ：28〜70mm F2.8　絞り：f5.6　シャッタースピード：オート　ストロボ：540EZ　フィルム：プロビア
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