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はやし じょうじ
1947年、東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。作家、イラストレーター、デザイナー。小学校時代からの調査マニアで、マンホールの蓋やブロック塀のパターンの調査、都内各駅の切符のパンチ屑の形など、どんな些末なことにも探求の視線を向け、丹念にデータを集積。旅先での靴底に詰まった小石の採集標本は特に有名。外国の古絵葉書の収集にも意欲的に取り組んでいる。著書に『マンホールの蓋』〈日本篇〉〈ヨーロッパ篇〉(サイエンティスト社)、『街を転がる目玉のように』(筑摩書房)、『路上探偵事務所』(毎日新聞社)、『イタリア歩けば…』『フランス歩けば…』『猫はどこ?』『犬はどこ?』(廣済堂出版)、『ガラクタ道楽』『閑古堂の絵葉書散歩』〈東編〉〈西編〉(小学館)、『型録―ちょっと昔の生活雑貨』(晶文社)など。 |
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皆さんは「路上観察学会」という名前を聞いたことがあるでしょうか 。以前、本誌の連載でも取り上げたことがあるのですが、町の路上にカメラを向けて、見慣れた日常の風景の中から、不思議なモノやユーモラスなモノを見つけ出す活動をされているグループです。
メンバーには作家で芸術家の赤瀬川原平氏、イラストライターの南伸坊氏、建築家の藤森照信氏、作家でイラストレーター、デザイナーでもある林丈二氏、編集者の松田哲夫氏、江戸風俗研究家の杉浦日向子氏と、多彩でそうそうたる方々がいらっしゃいます。
以前は東海道五十三次の道のりにあわせて路上観察されていた皆さんですが、今回の企画では、俳人芭蕉の歩いた「奥の細道」を、2年計画で路上観察しながら旅されることになりました。
そこで本誌でも、4回にわたって皆さんにご登場いただき、「奥の細道」のお話を中心に、路上観察の魅力や楽しさを伺いたいと思います。第1回は林丈二氏です。 |
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今回の企画「奥の細道」を歩く面々。右から南伸坊、松田哲夫、赤瀬川原平、藤森照信、林丈二の各氏。(千住にて) |
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