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今回ご登場いただいた吉直さんは、今年1月に自衛隊を定年退官されました。自衛隊入隊時から、勤務で数多くの撮影をされてきました。特に昭和49年より救難隊に配属されてからは、6×7機を使った空撮を行なっていました。その写真キャリアは35年にもなります。「定年退職をしてつくづく思うことは、自分に“写真”という趣味があって良かったと思えることです。現在は毎日、大好きな写真撮影を楽しむために沖縄各地を撮り続けています」。
その作品は今回ご紹介したように、自然風景をはじめ、人物、動物など幅広いジャンルの被写体を撮影されています。特に大自然に人物を入れた作品では、数々のフォトコンテストで上位入賞歴があります。
今回、取材を通してわかったことは、自衛隊勤務で鍛え上げられた肉体とはアンバランスとも言える吉直さんの魅力ある笑顔でした。誰とでもすぐにうちとけることができる吉直さんだからこそ、そこに写し出されている人々の表情は自然そのものなのではないでしょうか。
今後は、沖縄県内フォトコンテストに留まらず、全国規模のフォトコンテストにも挑戦していきたいと熱く語られていました。
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小禄店の店内の一角を使って吉直さんの写真展が開催中。そこでは様々なジャンルの作品を発表されていて、吉直さんの感性の広さがわかるものでした。 |
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