【春を待つ福寿草】雪の下から福寿草の蕾が膨らみ始めていた。福寿草がその暖かさで雪を融かし、表面のみが外気温で氷になっている様子に生命力を感じた。もうすぐ雪融け、春はすぐそこという感じがし、足許の冷たさを忘れてファインダーに集中した。
■カメラ:ペンタックスK10D レンズ: DFA-MACRO100mm F2.8 シャッタースピード: 1/60秒 絞り: f16 -0.3EV補正 C-PL ISO感度400 RAW 撮影地:福島県いわき市 |
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人気撮影スポットに出かけて撮るということは、誰かが撮った後を追っているだけです。それはその人の写真をダメにしています。人と違うものを撮るという考え方を持たないといけません。また、そのようなところで撮影した写真がコンテストで入賞したりするので、さらにカメラマンが集中するということになってしまいます。たとえそのような場所に行っても、人とは違う写真を撮ることです。それができないのならたくさん人がいるような場所には行かないことです。多くの人が写真を撮っているところに行って、その間に割り込んで撮るのは無神経なことですし、写真を撮るために集中している人のそばでゴソゴソしていたら、その人の集中力が切れてしまいます。写真を撮るときは自分の世界に入っている訳ですから、それを壊すようなことは慎まなければなりません。私も自分が撮りたいところだけれど先に撮影者がいる場合は、その人が居なくなるまで待っています。ましてやカメラを覗いているときは絶対にそばに行きません。
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