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Macのクリーニング方法13選!動作スピードを上げるには?|Apple製品の正規修理サービス

ハードディスク内のデータを整理して綺麗にし、動作スピードを改善する作業である「クリーニング」。定期的なクリーニングをせずにMacを使い続けると、動作スピードが落ちたり、不具合や故障を招いたりする原因となります。そこで今回は、Macのクリーニング方法を、すぐできる方法から詳細に行う方法まで13通りご紹介します。

Macのクリーニング方法13選!動作スピードを上げるには?

MacBookを見ながら飲み物を飲む女性

ハードディスク内のデータを整理して綺麗にし、動作スピードを改善する作業である「クリーニング」。定期的なクリーニングをせずにMacを使い続けると、動作スピードが落ちたり、不具合や故障を招いたりする原因となります。そこで今回は、Macのクリーニング方法を、すぐできる方法から詳細に行う方法まで13通りご紹介します。

内容

すぐにできるMacのクリーニング方法5選

MacBook

まずは、すぐに実践できるMacのクリーニング方法を5つご紹介します。Macのクリー二ングをじっくり行う時間がない方は、まずこれらの方法を試すのがおすすめです。気づいた時にできる方法でもあるため、普段から定期的に行っておくといいでしょう。

  1. OSを最新版にアップデート
  2. セーフブート
  3. ストレージを最適化
  4. SMCをリセットする
  5. PRAM/NVRAMをリセットする
など

1.OSを最新版にアップデート

MacOSを最新版にアップデートしていないと、Macの動作スピードが遅くなる原因となります。

Appleメニューから「システム環境設定」を選択し、「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。アップデートがある場合は「今すぐアップデート」ボタンが表示されるので、クリックしてOSを最新版にアップデートしてください。
ただし、OSのバージョンによってはアップデートに時間がかかる場合があります。アップデートは、作業の終了後や夜間に実施するのがいいでしょう。

OSを最新版にアップデート OSを最新版にアップデート

2.セーフモード

Macをセーフモードにしておくと、Macの起動時にMac内で発生している問題を特定し、自動で問題の修復を行ってくれます。
Macをセーフモードに設定するには、まずAppleメニューから「システム終了」を選択し、システムを終了させます。10秒後にMacを再起動し、ログインウィンドウが表示されるまでShiftキーを長押しすれば完了です。
セーフモードに設定することで、不要になったキャッシュの削除も行われるため、パソコンの動作スピードを改善できる場合があります。

セーフモード

3.ストレージを最適化

Macの「ストレージを最適化」機能を使うことで、ストレージの空き容量を常に節約できるため、動作スピードを維持できます。
「ストレージを最適化」機能を設定するには、Appleメニュー内「このMacについて」を開き、上部の「ストレージ」を選択します。表示される「管理」ボタンをクリックし、「最適化」の設定をオンにしてください。
この設定をしておけば、ストレージ容量が足りなくなった際、使用頻度の低いファイルから自動的にiCloudに保存してくれます。

ストレージを最適化 ストレージを最適化 ストレージを最適化

4.SMCをリセットする

SMC(システム管理コントローラー)とは、Macの電源やバッテリー、ファンやその他の機能の動作を司る内蔵チップのことです。SMCのリセットを行うことで、Macの動作スピードが改善する解決する場合があります。
SMCのリセットには、まずMacの電源を切り、その後「Shift+Control+Option+電源ボタン」を長押しします。その後電源を入れ直せばリセット完了です。

5.PRAM/ NVRAMをリセットする

「PRAM/NVRAM」とは、Macの電源が入っていない状態でも、特定の設定情報を保存しておくためのメモリ領域のことです。パソコンの動作スピードに起きている問題の原因がこれらの保存情報にある場合は、PRAM/NVRAMをリセットすることで解決できます。

PRAM/NVRAMをリセットするには、「電源」を押した後、「command+option+P+R」を長押しし、起動音が2回鳴ったら離しましょう。これでリセット作業は完了です。

詳細にmacをクリーニングする方法8選

MacBookを持つ男性

Macを快適に使用し続けるためには、定期的に時間をかけてしっかりクリーニング作業を行うことが大切です。
Macを詳細にクリーニングする方法には、主に以下の8つがあります。

  1. 不要なアプリケーションを削除
  2. 不要なファイルを削除
  3. 不要なプログラムを削除
  4. ゴミ箱を空にする
  5. デスクトップの整理
  6. バックグラウンド動作の見直し
  7. ダウンロードフォルダを空にする
  8. キャッシュを消去
など

1.不要なアプリケーションを削除

Macに不要なアプリケーションがある場合は、それらのアプリケーションを削除するだけで動作が軽くなります。
アプリケーションは、インストールするとMacのハードディスク上に保存されます。ハードディスクの容量が少なくなると、パソコンの動作スピードに影響を及ぼす原因となります。
Mac上のアプリケーションは定期的に精査し、使用頻度の低いものや不要なものは削除するとよいでしょう。

2.不要なファイルを削除

アプリケーションと同様に、不要なファイルが必要以上に保存されているのもMacの動作を重くする原因です。それらのファイルを削除することでハードディスク容量が増え、動作スピードも改善します。
もう使用することのないファイルや重複しているファイルなど、不要なファイルは定期的に削除してハードディスク内をすっきりさせましょう。

3.不要なプログラムを削除

Macにインストールされているプログラムにはリソースの消費量が大きいものがあり、これらが速度の低下を招いている可能性もあります。これらのプログラムは、Macの標準搭載アプリ「Finder」を使用して、定期的に精査・削除を行いましょう。
Finderアプリを起動後、「アプリケーション」「ユーティリティ」「アクティビティモニタ」の順にクリックします。表示される画面の「CPU」の項目を確認し、使用しているメモリが多いものの中に不要なプログラムがある場合は削除します。
この作業によってハードディスクへかかる負荷を減らすことができ、動作スピードがアップします。

4.ゴミ箱を空にする

ゴミ箱を空にするだけでも、パソコンの動作スピードが大きく変わる場合があります。
不要なファイルやフォルダの整理・整頓は定期的にしていても、ゴミ箱の中身まで削除していないケースもあるでしょう。定期的にデスクトップ下部にあるゴミ箱アイコンをクリックし、不要なファイルは完全に削除しましょう。

5.デスクトップの整理

デスクトップに大量のファイルを保存しているのも、Macの起動に時間がかかる原因になります。デスクトップに保存するファイルは、高頻度で使うものやすぐに使いたいものに限定するといいでしょう。
その他のファイルは別のフォルダに格納するなどして、デスクトップはできるだけスッキリさせておくことが大切です。

6.バックグラウンド動作の見直し

Macのバックグラウンドで動作しているウィジェットやアプリの機能は、デバイスに負担をかけ動作を遅くする原因となります。
以下の3つについて、バックグラウンド動作の設定を見直してみましょう。

アプリ(通知設定)
通知センター
写真などの同期

アプリの通知機能は、必要なもの以外はオフに設定することをおすすめします。通知センターに追加しているウィジェットも不要なものは無効にするといいでしょう。
また、「iCloudドライブ」や「写真」の自動同期もMacの動作を遅くする原因となるため、不要な時はオフにしておきましょう。

7.ダウンロードフォルダを空にする

ネットからファイルをダウンロードすると、保存先を指定しない限り、ファイルはダウンロードフォルダに保存されます。ダウンロードフォルダがいっぱいだとMacの動作が遅くなる原因となります。
ダウンロードフォルダ内のファイルは別のフォルダに移動するか削除するなどして、定期的に空にしましょう。

8.キャッシュを消去

キャッシュとは、Webブラウザでサイトを閲覧するたびに溜まっていくWebページのデータのことです。Webブラウザを使用している時にMacの動作が遅いと感じる時は、キャッシュを削除することで改善される場合があります。
ChromeやSafariなど、使用しているブラウザを定期的に確認して、キャッシュの消去を行いましょう。

キャッシュを消去 キャッシュを消去 キャッシュを消去 キャッシュを消去

Macをクリーニングしても動作が遅い場合は?

ハテナ

上記のクリーニング方法を試しても、まだMacの動作が遅い場合は、ドライブや周辺機器に不具合がある可能性があります。以下の方法で、原因を探っていきましょう。

ドライブの状態を確認

内蔵ハードディスクや、外付けハードディスク、DVDドライブなど、Macで使用されているドライブの異常をチェックしましょう。このチェック作業には、Macに標準搭載されている「ディスクユーティリティ」というアプリを使用します。
「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」からアプリを起動し、対象のドライブを選択してスキャンを行ってください。ドライブに問題が見つかった場合は、「First Aid」ボタンをクリックして修復を行いましょう。
この作業でドライブの修復ができなかった場合は、ドライブの交換や修理を依頼する必要があります。

周辺機器を取り外す

外付けドライブやスピーカーなどの周辺機器が、Macの動作を遅くしている場合もあります。たとえば、周辺機器に不具合がある場合や、Mac本体のスペックに見合わない周辺機器を使用している場合は、Macの動作スピードに影響を及ぼすことがあります。
Mac本体に原因が見当たらない時は、一度周辺機器をすべて外し、状況が改善されないか確認してみましょう。

Mac本体の掃除をする

Macについたホコリや汚れなどの物理的な問題で、Macの動作に不具合が生じる場合もあります。Macの表面やキーボード、通気口などは、定期的に掃除するよう心がけましょう。

Macの掃除を自分で行う場合、まずMacの電源を切ってから、水で湿らせた布で表面を拭いてホコリや汚れを落とします。キーボードや通気口にたまったホコリは、エアダスターなどを使用して取り除くと良いでしょう。

ただし、Macの掃除を自分で行う際は、本体を破損しないよう十分注意して行う必要があります。デバイスを損傷してしまわないか不安な場合は、専門業者にクリーニングの依頼をするのがおすすめです。

Macに異常がある場合は、Apple正規サービスプロバイダサービス「カメラのキタムラ」へ

Macの動作スピードが遅いと感じたり、起動時に不具合が発生したりした場合は、「Apple正規サービスプロバイダ」のカメラのキタムラへご相談ください。

Apple正規サービスプロバイダとは、AppleがApple製品の修理業者として正式に認めている正規修理店のこと。Appleのトレーニングを受けた技術者が、純正部品のみを使用して修理を行います。

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Macのクリーニングは定期的に行いましょう

ついつい後回しにしてしまいがちな、Macのクリーニング。クリーニングをしないままMacを使用し続けるとデバイスにかかる負荷が大きくなり、不具合や故障を招く可能性もあります。あとで後悔しないためにも、Macのクリーニングはできるだけこまめに行うことが大切です。

Apple正規サービスプロバイダのカメラのキタムラでは、Macの起動時の不具合や動作不良などの問題にも対応いたします。お近くの店舗を、ぜひお気軽にご利用ください。

このページに掲載されている情報は2021年2月現在のものです

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