ライカとカレー。今日はあの駅で降りようか。vol.5|ライカ M10-R+ズミクロン M f2.0/50mm
はじめに
春。
快晴。
旅日和。
こんな気持ちのいい日は、ライカを持って旅に出よう。
JR二宮駅のホームに降り立つ。いつものんびりとした空気が流れているのどかな駅。駅前に山があるのが好きだ。ホームからも吾妻山(あずまやま)が見える。
東海道線で東京方面へ。
といっても、今日降りるのは大磯駅。
二宮駅の隣の大磯駅。
そう、一駅で降りるのだ。
遠くに行くことが難しいこの時世。近場で楽しいことがあるかしらと探していたら、夫が「湘南平(しょうなんだいら)はどう」と言う。湘南平とは、大磯町と平塚市の境にある標高181mの丘陵のこと。先日夫に連れて行ってもらったときに見た、そこから見渡せる湘南の美しい景色と気持ちの良い風が忘れられない。頂上はびゅうびゅうと風が吹いていてそして湘南のあっちもこっちもが見渡せて、富士山も見えた。東京の島も見えた。春は桜でいっぱいになるんだよと教えてもらって、そんな春にまた行きたいなと思っていた。湘南平には歩いて行けるのかしらとネット検索してみたらなんと、お隣の大磯駅から歩いて行けるハイキングコースが出てきた。さらには、いくつかのルートがあるらしい。大磯駅の北側は、湘南平に通じる丘陵だったなんて知らなかった。駅の北側には緑が多いなあと思っていたけれど、湘南平に続いているなんて。四年も住んでいるのに全く知らなかった。こんなに楽しそうなことがこんなに近くにあるなんて。
今日の相棒は、ライカM10-R。4000万画素を超える高画素の撮像素子、さらに、静音シャッターやタッチパネル式液晶モニターを搭載している。選んだレンズは、ズミクロン M f2.0/50mm。いつか使ってみたいと思っていた憧れのレンズ。ストラップは、春色を選んだ。
この連載「ライカとカレー。今日はどの駅で降りようか。」は、写真家山本まりこが異なるライカカメラとレンズを持って電車に乗り、気になる駅で降りて旅をし、そしてカレーを食べて帰ってくるという内容の企画。今回は、連載の第五回目。ライカM10-Rに搭載されている4000万画素の撮像素子は、その五回の中でも最高画素数になる。今までもとっても美しい写真だなあと思っていたけれど、それを遥かに超える画素数。どんな写真が撮れるのだろう。楽しみだ。
東海道線に乗って大磯へ
東海道線に乗り込むと、ほとんどの席が埋まっていた。いつも、座席にライカカメラを置いて写真をとるのだけれど、今日は難しいみたい。乗車時間は4分。一駅。
手で持って撮ってみる。
あっと言う間に大磯駅に着いた。
駅の高架を歩いて何気なく外を見ると、窓の外の景色の中に気になるものを見つけた。
宿り木(やどりぎ)。
大きな木にポコンポコンとまあるいものがたくさん付いている。わあ、気になる。見に行こう。早速進路変更。湘南平に行く前に、ちょっと寄り道しちゃおう。だって近くで見てみたい。これだからカメラを持つと楽しいなと思う。大磯駅には何度も来たことがあるけれど、改めてカメラを持って作品を撮ろうという目で歩いてみると見えるものが増える。確実に増える。
大磯駅を出て近くに行くと、駐輪場の隣に聳え立っている木だと分かる。駐輪場の屋上に登ってみると、近くで見ることが出来た。ポコンポコンとなんとまあ可愛らしいこと可愛らしいこと。
宿り木は、他の樹木に寄生して幹や枝に根を食い込ませて成長する寄生植物。自分でも光合成をする半寄生で、ヨーロッパでは神聖な存在として幸運を呼ぶ木と言われている。と言うのを、先日教えてもらったばかり。幼い頃に食べたことがあるという人によれば、ガムみたいにネバネバするそう。えええええ。私は絶対に食べないけれど。
カチッコッ
ライカM10-Rのシャッター音は、やっぱり静かだ。うん。
駅前にある観光協会の前のラックに湘南平のハイキングの地図があった。シンプルな地図に、3つのルートが赤い線で記されていた。行きは「高田公園コース」という南から北に向かうルートで行くことに決めた。理由は、帰りに寄りたいカレー屋さんがあるから、そこに近いルートとは違う道で歩いてみたいと思ったから。帰りは「高来(たかく)神社コース」で高麗山(こまやま)を通るルートで東に向かって平塚のカレー屋さんに寄って帰って来よう。高田公園コースは、大磯駅から湘南平まで約2.3km、高来神社コースは湘南平から大磯駅まで約3.6km。
大磯駅前は毎年3月、華やかに色づく。ミモザの大きな木が満開になる。
昔から政治家や文豪など著名人が多く住む地だけあって、駅前からとても優雅な空気が流れている。
ミモザの花言葉は、優雅・友情。
黄色いミモザの花言葉は、秘密の恋。
高田公園コースをてくてく
線路沿いからガードをくぐって、住宅街を歩く。大磯の住宅街の道はとても細い。車が通るのがやっとというくらい細い道も多い。少しずつ坂が増えてくる。
海が見える素敵なお家がぽつぽつと並ぶ、間の細いくねくねとした道をほんの数分歩いただけで、こんな高台に出た。遠くに真鶴半島が見える。なんて気持ちがいいところなのだろう。ふぅぅ。
春がいっぱい落ちている。
この時期に町や山を歩くと、椿のお花がたくさん落ちているのを見かける。椿の絨毯のようになっている場所がたくさんある。カメラを持っていると、落ちているお花も美しいと思える。
ズミクロン M f2.0/50mmの美しいボケに見惚れながらシャッターを切る。優しくとろけるボケ。このボケを体感してみたくて、今回このレンズを選んだ。タッチパネル式液晶で拡大してボケの先にある椿のピントを確認する。ちなみにライカM10-Rは、レンジファインダーだけれども、LV(ライブビュー)でシャッターを半押しすると、撮れる露出で画像が表示されるのでとても便利。絞りは大体開放f2.0、ISO感度は100にし、シャッタースピードで明るさを決めながら、ファインダーを覗いてピントを合わせ、半押しして露出を見てシャッターを切る。
ホホホーケッキョ
頭の上からうぐいすの鳴き声が聞こえた。今年初めて聞くうぐいすの声。そろそろそんな時期だ。うぐいすは繁殖期になるとホーホケキョと鳴くのは知っていたけれど、鳴き始める春の始まりの頃は鳴き声がたどたどしいことをこっちに住み始めてから知った。泣き始めは、ホホホーケッキョというような可愛らしくたどたどしい鳴き方をする。春が進み4月くらいになると、ホーホケキョと唄い誇るように鳴く。
コンコンコンコン
コゲラが木をつつく音が聞こえる。音のする方に足音をひそめて近づいてみると、大きな木の上の方でコゲラが一生懸命頭を振って木を削っている。こちらも愛の時期。子育てのための巣作りをしているのだろう。春だなあ。
山道を行く
地図によるとこのあたりは羽白山(はじろやま)という山らしい。ぐんぐん進んで行くと、並木が美しい道に出る。後ろからスクーターの音がして、女性が通り越していく。私のちょっと先まで行くと、スクーターは停まった。「お一人で来たの?」と声をかけられる。「はい。」と答えると、その女性はいろいろなお話をして下さった。近くに住んでいる方だそう。
昔はうっそうと木々が茂っていたけれど、たくさんの方が楽しく歩けるように整備したのよと微笑む。湘南平が千畳敷(せんじょうじき)と呼ばれるのは、千枚の畳が引けるくらい平らな土地だからそう呼ばれるという事も教えて下さった。「昔はイノシシもよく出たのよ。でも、最近は出ないわ。」とニコリ。このあたりのいろいろなことを教えて下さり最後に楽しんで下さいねと言って、颯爽とスクーターで去って行った。関東で歩いていて声をかけられることはほとんどない。いい文化があるなあとしみじみしながら先に進む。
途中で思う。トレッキングシューズを履いてくれば良かった、と。スニーカーを履いて来てしまったことを激しく後悔する。想像以上にアップダウンがあり、急勾配な場所もたくさんあった。なかなか激しく楽しい、湘南平へのハイキングコース。
でも、熊の心配をしなくていいのは気持ちがすごく楽だ。熊野古道を歩いている時は、常に、一秒ごとにと言っていいくらい熊の事を考えている。熊に遭ったことを考えながら、いつも歩いている。Youtubeなどを何度も見て、シミュレーションは何度もしている。ああして、こうして、こうすればいい、そんなことを何度もシミュレーションしている。
いやでも本当に気持ちいいなあ。
聞こえるのは、鳥の声とライカM10-Rのシャッター音。
心地いいい音。
このレンズ、好きだな。
今まで撮影したライカレンズの中で、一番好きだな。
そうこうしていると、赤と白の塔が見えてきた。テレビ塔だ。あそこが湘南平のてっぺん。そう、あそこに行きたいの。
てくてく
てくてく
湘南平で
湘南平に到着。
展望台に上ってみよう。
私の住む二宮町が見える。その向こうは真鶴半島。
こっちは平塚の方。
その先は、江ノ島とか、三浦半島。
こっちは、平塚の平野。
富士山も見える。
深呼吸。
すーはー
すーはー
すーはー
終りかけの河津桜が咲いていた。
テレビ塔で
テレビ塔にも上ってみよう。
赤と白の間から空を見る。海を見る。町を見る。湘南を見る。
ここからの景色も、楽しい。
おやつとモノクロと
海を一望できるブランコに乗りながら、太陽を撮った。
ゆらりゆらり、揺れながらシャッターを切った。
両手でブランコの鎖を持って空を見ながらブランコをこいだ。
気持ちが良かった。空が青い。どこまでも青い。
おやつは、三宅島の牛乳煎餅。最近いただいたもの。この海の先の遠くにあるであろう三宅島を想いながら、食べた。いつか行けるかな。三宅島。
ライカM10-Rは、モノクロも撮ることが出来る。
モノクロを撮る時は、カラーを撮る時とは違う思考に切り替わる。頭の中にあるチャンネルが切り替わるようだなあといつも思う。昔、カラーテレビのリモコンで、ボタンをガチャッと押して番組が切り替わったような感じ。ガチャッと。古い例えなので、若い人は分からないかも。兎にも角にも、ライカ一台でカラーもモノクロも撮れるのは、楽しい。
高来神社コースをてくてく
さあ、カレーを食べに行こう。
行きの道「高田公園コース」では、ほとんど人に出会わなかったけれど、帰りの道に選んだ「高来神社コース」ではすれ違う人にたくさん出会った。年配の方が集団でハイキングを楽しんでいるようだった。途中、木々が茂る山の中にテーブルやイスがたくさん置いてあったのだけど、山の真ん中で読書をしている女性がいた。
私が横を通っても、ご夫婦が横を通っても全く気にせず読書を続けていた。その女性の世界が、森の中に輝くようにあった。それは、自然の中で読書をすることをとても楽しんでいて、自然も読書も心から好きだと言うような空気が流れていた。素敵だと思った。空からキラキラと光が降り注いでいるかのようにその女性のその場所が輝いて見えた。
以前、フィンランドの森の中を歩いた時に同じようなことを思った。フィンランドの人々は、自然の中にいることを楽しんでいてそこにいることが幸せだというような空気が森一帯に流れていた。家族とか、友達とか、グループで一緒に歩いているときにものすごくたくさん笑い声が聞こえていた。すごくゆっくり歩きながら、自然を見ながら笑っていた。ああなんかすごく素敵だなとその時に思ったことを強く覚えている。山とかハイキングと言うと、どうしても踏破することを目的とすることが多いけれど、フィンランドの人たちはそういうことではなくて、その場所をその時間を楽しんでいた。その女性の周りには、そんな風な輝く空気が流れていた。
山から下りてきて家が近くなると、空気が変わる。急に人と家の気配が強まる。人の声は聞こえないのだけれど、人の気配がぐっと強くなる。山から下りていくといつもそう思う。高来神社でお参りをする。最近祈ることはいつも一緒だ。世界が平和でありますように。人々が幸せでありますように。十分年を重ねたのかな、なんかもう、最近は自分の事は一番最後に祈る。幸せでありますように。
国道一号線を歩く。
目的のカレー屋さんは、もうすぐ。
花水川(はなみずがわ)を渡って、もう少し。
カレー屋さんで
ピンク色の扉を開けると、明るい光に包まれた店内は笑い声でいっぱいだった。あっちからもこっちからも笑い声が聞こえた。スタッフの方とお客さんがとても楽しそうに話している。なんて楽しい空気に満ち溢れているお店だろう。スタッフの女性にとても丁寧にメニューを説明していただき、気持ち良くなりながらバターチキンカレーと鯛出汁が効いた鶏のカレーのダブルチョイスカレーをオーダー。サラダと冷たいチャイも注文。
しばらくしてサラダが届く。
思わずトキメク。
なんてかわいいサラダなのでしょう。
ズミクロン M f2.0/50mmの最短撮影距離は70cmなので、ちょっと立ち上がりながら撮影する。もちろん、撮影してもいいですかと聞いてOKをいただいてから。
色使いと盛り付けの美しさに感激しながら、そして、美味しくてあっと言う間に完食。
そしてカレーが運ばれてきた。
ああ、なんて可愛いの。美しいの。
カウンターの色も、お皿の形も、スプーンも、もちろん盛り付けも、可愛い。すごく好き。
まずは、バターチキンカレーから。
パクリ。
美味しい。
酸味と旨味がグッとくる。スパイスはまろやか。
鯛出汁が効いた鶏のカレーはどうだろう。
パクリ。
レモンが爽やかに効いていて、優しい。
美味しい。
すごく、美味しい。
あっと言う間に完食。
この二倍くらい食べたいくらいの気持ちで、完食。
いや、絶対、食べられる。
二倍、食べられる。
実は以前、このお店には来たことがある。テイクアウトで持ち帰ったカレーとサブジ(野菜のおかず)がとても美味しかったので、また絶対に来ようと思っていたのだ。このお店に来たいので、今回の湘南平行きを決めた気持ちが半分。
食べている時も、店内にはあっちからこっちから笑い声が溢れていた。
店内には太陽の光がサンサンと降り注いでいる。
お店にいるみんなが何だかとても幸せそうだ。
何て居心地のいいお店なのだろう。。。
若い男性が調理されているので、話を伺う。
この企画の趣旨をお話して掲載のお伺いをすると、もちろんOKですと快諾いただいた。ありがとうございます。この企画では、いつも、カレーを食べてからお店の方に企画の趣旨を説明して掲載のOKをいただいているので、カレーの写真は座った状態で撮影していることが多い。
オーナー小西健司さんは、2年前の2019年にこのお店NEW ROSEをオープン。一軒家というのに憧れがあってここを見つけたときにビビッときたのだとか。カレーの修行は特にされていないけれども、昔務めていたレストランでインドの方が作るカレーをずっと食べていたのでカレーの舌が鍛えられたのかなとニコリ。
柔らか笑顔で優しく話される小西さんのカレーは、繊細で深くて美味しい。他のカレーもぜひ食べてみたくなる。「お店を長く続けていきたいから気持ちの良い場所を選びました」と小橋さん。太陽の光がたっぷりサンサンと入って来て、窓から青い空が見えるお店は、本当に気持ちいい。居心地抜群です。もう、絶対に再訪します。
大磯駅へ、そして二宮駅へ
すっかり長居させていただいたお店を後にし、大磯駅まで歩くことに。さっき降りてきた高麗山が小さく見える。
てくてく
のんびりのどかな空気が流れる大磯駅から東海道線に乗って、一駅、二宮駅で降りる。階段を上ると、向こうから半袖を着ている人が歩いて来る。ご近所さんだ。隣の隣に住んでいるご近所さん。帰りに寄ろうと思っていたパン屋さんに行こうとお誘いして(半ば強引に)、町の人気のパン屋さんBoulangerie Yamashita ブーランジェリーヤマシタさんへ。そんなご近所付き合いがあるのも、小さな町のいいところ。
シナモンロールを二つ購入。そう、カレーのスパイスで使われるシナモンがたっぷり入ったパン。以前デンマークに留学され、デンマークの家具屋さんに勤められていたオーナー山下雄作さんが作り上げた北欧テイストの空間は美しくお洒落。全国からここを目指して訪れるお客さんでパンが早々に売り切れてしまうこともしばしば。雑誌にも引っ張りだこの大人気店だ。お店の食堂の壁には夫の写真を飾って下さっていて、私の写真集を置いてくださっている。本当にありがとうございます。
ライカM10-Rを首から下げ、パンを片手に、ご近所さんと家に帰る。湘南平は気持ち良かったよと報告したり。家の斜面に実っているふきのとうを収穫して、ご近所さんとお別れ。
おわりに
家の掘りごたつで、シナモンロールをかじる。がぶり。そう言えば、フィンランドを旅した時、フィンランドを舞台にした映画「かもめ食堂」が撮影されていた食堂を訪れてシナモンロールを食べたなあと思い出す。お店のお母さんに一生懸命英語で話しかけていたのだけど、しばらくたって饒舌な日本語で答えてくれて、とても恥ずかしかったなあなんて思い出す。ここでもなんだかフィンランドを思い出した。シナモンの思い出。スパイスの中でもシナモンは特別に好き。
ライカ M10-R+ズミクロン M f2.0/50mmとの旅は、とても心地が良かった。すうっと心の中に入り込んでくる、私にとってそんなカメラとレンズだった。新しいカメラやレンズに出会うと、いつも思う。相性があるなと。最初から気が合うカメラもあれば、なかなか気持ちが入り込めないカメラもある。最初から惚れ込むレンズもあれば、ずっと使い続けて好きになるレンズもある。毎回様々だけれども、この組み合わせはとても好きだと思った。もし今、ライカでどのレンズが好きと聞かれたらズミクロン M f2.0/50mmと答える。とても小さなサイズ感が好きだし、やっぱり50mmという画角が好きだし、このトロけるボケはたまらない。1本で、いろいろな幅が楽しめるところが楽しい。
ああ、今日も本当に楽しかった。
こんなに近くにこんなに楽しいことがあるなんて。
カメラと一緒だと本当に楽しいなあ。
今日もライカと旅が出来てハッピーだ。
楽し過ぎてまた今回も撮り過ぎてしまった。
約14km。2万歩以上。良く歩きました。
夏が近づいた頃、また旅に出よう。
ライカと一緒に。
さあ、次はどの駅で降りようか。
■NEW ROSE ニューローズ
神奈川県平塚市撫子原4-17
0463-79-6247
日曜日及び第1・第3月曜日定休
■Boulangerie Yamashita ブーランジェリーヤマシタ
神奈川県中郡二宮町二宮1330
0463-71-0720
木曜日・金曜日定休
■参考文献
ライカHP
■写真家:山本まりこ
写真家。理工学部建築学科卒業後、設計会社に就職。25歳の春、「でもやっぱり写真が好き」とカメラを持って放浪の旅に出発しそのまま写真家に転身。風通しがいいという意味を持つ「airy(エアリー)」をコンセプトに、空間を意識した写真を撮り続けている。