意外と知られていないことをツイッターで紹介したところ思わぬ人気があったので今日はこの話題を。
#一般人の方が時々誤解しておられること
— カメラのキタムラ【公式】 (@camera_kitamura) 2018年7月18日
このアイテム。商品名で呼ばれることが多いのであまり語られませんが、いちおう「フィルム」になります。「レンズ付きフィルム」が正式な呼称。ただカメラを主体に組み立てた「使い捨てカメラ」って言葉のほうが世間には伝わルンです。https://t.co/ua01X27xE3 pic.twitter.com/lNLCRIG8mg
フジフィルムの人気商品。歴代のTVCMでも名作が多い「写ルンです」ですが、一般には「レンズ付きフィルム」って呼称です!ただ「使い捨てカメラ」と呼んだほうが伝わりますよね。【写ルンですの楽しみ方をまとめました】
・・・っていう内容。・・・というか「写ルンです」って商品名が今みても圧倒的にキャッチーで使わない手は無いんですけどね(笑)いままた人気なのもよく分かります。
そんな「写ルンです」ですが、個人的には遠足や修学旅行の思い出が多いですね。学校で配られた、もしくは各自で用意した「写ルンです」をつかって、ことあるごとに誰かが撮る。のような感じだったかなぁ。
街の写真屋さんも同行していて、後日、廊下に写真が貼り出されて注文するようなシステムもありました。いまはネットで注文するのかなぁ。個人情報の兼ね合いもあるので今にあったカタチに変化していると思います。
世代的にはすでにデジカメが登場していたのですが、パソコンの周辺機器?のような時代で、それなりに高価なものだった記憶があります。子どもが使えるような感じは全くしなかったです。
それもあって「写ルンです」は人気、というか無くてはならない存在でした。フィルムを入れる、取り出す必要もないですからね。いま考えてもすごく便利。「よく分からないことは詳しい人にまかせておけばいい」っていうのが最高です(笑)。
そんなサカイは縁あってカメラのキタムラで働くことになるのですが、入社するまで「写ルンです」でしかフィルムというものに触れたことがありませんでした。巻き上げやフィルムの入れ替えなんて全くしたことがありませんでした。
入社して最初に先輩スタッフからネガ現像を学ぶのですが、現像をする機械にフィルムを流す瞬間。とにかく緊張したことを覚えています。構造を学ぶ座学もありました。
【#大谷翔平が凄すぎるので大谷翔平に出来なさそうなことを考える】
— カメラのキタムラ【公式】 (@camera_kitamura) 2018年4月11日
フィルムのベロ出し
【HCL フィルムピッカー】https://t.co/lL9V69C3NL pic.twitter.com/Y9WpEQn5La
仕事をするなかで、なんとなくできるようになっていることがありますが、はじめは大変な思いをしたなぁと、最近になってよく思いますね。「フィルムのベロ出し」なんかもそのひとつでしたね。
使い方・楽しみ方のページも公開していますので
— カメラのキタムラ【公式】 (@camera_kitamura) 2018年7月18日
ぜひごらんくださいませ♪https://t.co/uzAs8O33ND pic.twitter.com/9MeYeokvtO
そうそう、スタッフでもいつのデザインかわからない「写ルンです」を手に持っているお客さまから「部屋を片付けていたら出てきた。何を撮ったかまったく覚えていないけど現像してほしい。」というオーダーも店頭では意外とよくあります。まるでタイムカプセルのようですね。
経年劣化がありますので現像はお早めにお願いしたいのですが、捨ててしまってはもったいないです。ネガやフィルムを、データも手元に残しておくことがやっぱり大事です。機材環境の変化でご要望に応えられないこともありますが出来ることで力になりたいと考えています。
余談ばかりすみません。たまぁ~にこういう思い出話もブログで紹介できたらと思います。感想やリクエストもお待ちしています!ツイッターで教えてくださいね!