今回は9月1日/2日の2日間にわたって開催された「ニコンファンミーティング2018東京」の現地レポートと感想を紹介。
このイベントはこれから「大阪/名古屋/札幌/広島/福岡/仙台」をまわるいわゆる「全国行脚」イベント。参戦を検討するみなさんには(おそらく)予習になる情報です(笑)
プレス関係者として今回は優先入場させていただけることに。ワタシはニコンユーザーということでお気に入りのニコン1から今回は初代モデル「V1」を準備。最新モデルとのツーショットを狙います!(こんなことやってるプレス関係者、たぶんウチだけなんだからね!笑)【過去記事・ニコワンを振り返ろう!】
会場は東京渋谷の「ベルサール渋谷ファースト」。渋谷駅の出入り口から一本で分かりやすかったです(ただし地下はおなじみのダンジョン)
朝9時過ぎ。会場に着くと人だかり。会場スタッフから「一般か関係者か」聞かれる一幕も。これは混雑回避の一工夫。・・・というのもこの時間から一般客の列も形成されていたそうで、その注目度の高さが伺えます。仕切りの良さ、初売りやイベント出展、わたしたちもこういうところを見習いたいです。
プレスには腕章が配布。地下の展示会場へ進む。ふと思った。・・・すると後ろの誰かが行った。「工事現場みたい」・・・おもうことは同じだった。
ちなみにプレス・一般問わず、こういうステッカーも配布。ファンミーティングというだけあって、スタッフとのフランクな交流はもちろん、ユーザー間の交流もイベントの魅力になりそう(マナーは守りましょう)。余談ですが「写ルンです」と書いていたファンの方がいて面白かったです。それもまたあり!(とワタシは思いまーす!)
さてさて、気になる配布物の紹介です。
「うちわ・ホログラムステッカー・ニコンZパンフレット(カタログ)・物販アイテム紹介・ニッコールクラブの紹介」という内容に加えて、注目したのは「MIRRORLESS REINVENTED(Nikon Zマウントシステム小冊子)」というアイテム。今回の目玉「フルサイズミラーレス一眼」の開発・プロモーションに携わったメンバー紹介と開発秘話が語られた、今読みたいし、そして世代を経てもう一度読み返したくなるであろう一冊。ワタシが特に注目したのは本文65ページ。この画像です・・・。
外箱がカッコいい!(ですよね?)ワタシにとってはこれが初見で、思わずこの印象がこのイベント収穫に(笑)。とにかくかっこいい!D7000からなのでまだまだワタシは新参者ですがこれからもついていきます、ニコンさん!
地下のホール前には一般の列。Twitterを見た限り、周辺で待機していた方も多かったようです。列が増える様子も気になりますが、会場を優先して使える時間(プレスタイム)も限られているので先を急ぎます。
まず最初に見えたのが現行モデルが集まる集合写真。サッカーのスタメンのような、卒業アルバムの集合写真のような。各モデルが一堂に会するその迫力。圧巻です。
ちなみに上段の「Z 6 /Z 7」に注目が集まりますが下段にいるP1000もここで見ておきたい。大阪・名古屋・札幌・広島・福岡・仙台のみなさん、見てますか?
せっかく持ってきたのでV1も同じフレームに。あのとき君はどこにいたのだろうか。
さて、モデル撮影やプロフィール写真撮影ブースを横目に見ながら、実機体験ブースへ急ぎます。
そして今回のイベントは撮影データの持ち帰りがOK。・・・つまり気になる方はXQDカードをご持参くださいってことです。まだメディアを持っていない方はお早目の確保を。また、持ち帰ってきたのにリーダーがなくて困っているワタシのような人もいるので、こちらもぜひ。 発売直後は品薄になる可能性も、これはありえる話です。【XQDカード・カメラのキタムラネットショップへ】
まず案内されたのはZ 7にマウントアダプターFTZが装着されたレーン。
もともとニコワンもこのマウントアダプターの可能性に魅せられたワタシ。興味深々です。
ここでZ 7自体もファーストインプレッションになるので感想はきれいにまとめていきたいところですが、ここは気持ちのままに←
専用レンズに人気が集まっているようで、マウントアダプターのレーンはわりと空いていました。一般解放後はどうだったんでしょうか。
まず感じたのは「カメラらしい」ってこと。それは性能がどうこうと言うより、触れたときの感触によるものでした。感覚的な満足感に、内容がついてきた感じ・・・あいまいですがカタログスペックをのぞけばそういうことです。触りたくなるカメラです。だからファンミーティングは行くべきです。一番伝えたいことがこれになるって・・・ライター泣かせですがそれがニコンの凄みです、ワタシにはそう感じます。
それはつまりニコンユーザーだからこそ感じることが多く、さすがは「ファンミーティング」だったと思います。親しいファンがいっていた「分かる人に分かれば」というニュアンスがワタシの中で理解できるようになって、自分の言葉としても浮かんできます。伝わりにくい言葉ですがこれは全面肯定の意味だし、よくやったっていう話です。【価格・最新情報はキタムラネットショップへ】
切り口をかえます。正直に言えば個々の機能に新鮮味はなかったです。これもまた感想。ただそれはどのメーカーも贔屓目なく平等に触ってきたワタシたちだから思うことで、このカメラを予約したニコンユーザーにとってはかなり新鮮なものだったと思われます。賛否両論の真ん中にあるのはこのあたりではないでしょうか。ワタシが言いたいのは「まずは触ろう」それからです。
マウントアダプターを装着したときの印象としては「難がある」ようには全く見えなかったこと。アダプタありきの運用でいいじゃん。というのがここまでの感想です。次に専用レンズを試してその感想は変わりますが。(苦笑)
※ここでコーヒーブレイク
こちらは持参したNikon1 V1との記念写真(笑)
すこし甘く見てくれたのかもしれませんが特に撮影NGはありませんでした。混雑がゆるい時間帯を狙って、「自分たちしかやらない一枚」を激写!これはイベントで都度やっていきたい・・・(笑)
ちなみにこの不毛なセンサー比較を撮っているとき、他のプレス関係者の方からも声をかけていただけました。こういうの、いいよね!「持ってきて良かったぁ」と思う瞬間でした(笑)これからも使うぞ!【過去記事・6/7はフルサイズで出るぞ!ニコワンを今だから振り返ろう!】
さて話を戻します。マウントアダプターをつけたり外したりしていると専用レンズのレーンが空いたのでそちらにスライド。
35ミリのレンズがついていました。まずはじめに「小さい」。小型をはじめから謳えばこんなに小さくなるものなのかと。この瞬間に先ほどの「マウントアダプターありきで~」説は完全になくなりました、Zにいくなら専用の1本くらいは買うべし(笑)
ただし操作感はマウントアダプターをつけたときとほぼ変わりませんでした。つまりマウントアダプターが優秀であることが分かります。ニコンユーザーに幸あれ、というかZあれ、ですほんとに。小さいレンズなら専用、大きくてもいいならアダプターを使う。それなら望遠撮影もできる。実にシンプル。
記憶媒体はXQDカードを搭載。ワタシだけですがカードが抜けなくて少しだけ悪戦苦闘。飛び出るのはもっと不味いのでそういう対策と思われます。少しコツが必要。というかあわてず垂直に。ということでしょうか。
バッテリーは既存を踏襲する「EN-EL15b」を採用。「無印」「a」も使用可能とのことですが大容量の「b」が推奨でスペックは「b」使用時のパフォーマンスで統一されているようです。ちなみに今回連れて行ったV1も「~EL15」を採用するカメラ。15という形状。世代を経ていまだ流れを汲んだものが主力機で採用される・・・息が長いバッテリーです。【予約・最新価格はキタムラネットショップへ】
その他、今後の展開予定「ロードマップ」やメカニックモデル、発売が予定されている「バッテリーグリップ」の参考モデルも展示されていました。話題の「ニコンZ版ノクト」も飾ってありました。
そしてZだけではなく3000mm相当の超望遠が話題の「COOLPIX P1000」や「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 」など、新製品も展示。プレスタイムでは回りきれない内容でした。同行スタッフに引っ張られるような格好で会場の外へ
途中にも紹介しましたがこの「ニコンファンミーティング2018 」は「全国行脚」今後は大阪/名古屋/札幌/広島/福岡天神/仙台で開催予定です。開催日程はニコン公式ホームページへ。展示される新商品の一部はキタムラネットショップで予約受付中です。【予約・最新価格はキタムラネットショップへ】
おまけ
カメラのキタムラで売っていない物販情報もまとめて紹介します。
こんな感じです。おなじみのニコン羊羹やTシャツ、コラボカメラバックもならんでいました、このイベント限定の「シューカバー・アローストラップ・トートバック」が人気の様子でした。特にトートバックコーナーにはスタッフが常駐していて、購入を迷っていたワタシにものすごく丁寧に説明してくれました。インナーケースが付属していて外せば普段使いもできます。
最終的にダイレクトより安くなってたバッグをかいました、お兄さんごめん、でも昔から狙ってたのはこっちで、買ったからさぁ。。。
なにを隠そうワタシもいちニコンユーザー。そしてこれからも!という意味をこめてしっかり購入してきました(バッグ・カメラクロス・アローストラップ・購入者に配布されるリミテッドショップステッカー)ニコンちゃんの名刺・ホログラムステッカーは入場者に配布されたものですね。
あぁ楽しかった。V1もお疲れさまでした。【注目のニコン新製品をもっと詳しく!】
社内でイチバン、ニコワンを愛するスタッフ