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【使えるの?】シグママウントアダプターMC-11でキヤノン EF70-200mm F4L IS USMは使える?

※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。

  • 公式ブログ担当者
  • 2018年11月14日
  • 雑記
今回はシグマから販売されている
「マウントアダプターMC-11をつかって、
ソニーα7シリーズとキヤノン純正レンズが使えるかをチェック。」

毎回の反応が良くて嬉しい限りです。ここから企画の幅も広げていきたいなぁ。と思っていたり。

さて、今回紹介するレンズは・・・。
高い機動性と高画質の両立が実現したF4望遠ズームレンズ。
手ブレ補正機構を搭載するモデルでシャッター速度換算で約4段分。
防塵・防滴性能も備える・・・。というレンズ。

F4ということで2.8のレンズを集めた大三元に対して「小三元」とも呼ばれますね。
その一角を担う人気レンズの登場です。

今回もソニーα7IIを準備。
「このカメラで使えるなら、後継機種、上位機種でもイケるだろう」って魂胆です(あくまで参考になる程度ですが…)
まずは外観、もともと全長が長めのレンズなので、それほど違和感はありません。
ではAFを動かしてみましょう・・・。
ガガ・・・
ジー・・・
・・・あれ?
AFがうまく動かない・・・。
もう一度付け直してもうまくいかない。なぜだろうか。
まさか、故障?・・・というか壊した?

いろいろ考えました、もう一度、仕様を確認。
えっと、「ボディ内手ブレ補正搭載で、このレンズは手ブレ補正機能付き」・・・これだ。
・・・ってわけで手ブレ補正機構が邪魔をしていたようです。

改めて、「レンズの手ブレ補正(IS)」をオフに。
それで動かしてみると・・・ほぼ完全動作。

望遠レンズの豊かな描写、立体感(ボケ)も良好。
さすがはLレンズって感じ、普通に使えますね。ソニーのカメラにシグマのマウントアダプターでキヤノンのレンズ・・・ほんとすごくないですか!?何を今更・・・って話なんですけどね。

今回の検証で特に感じるのは望遠撮影への適応能力・・・でしょうか。というのもこの組み合わせを試すユーザーさんは「ソニーの望遠レンズを持っていないけれどこのレンズは手元にある・・・」って場合が多いのではないかな、と思います。

実際に試してみるとまるでキヤノンの純正カメラで動かしているかのような感覚さえします。すごく快適です。ただし、ソニーには同じくF4の性能を持つ「ソニー FE 70-200mm F4 G OSS [SEL70200G]」がすでに存在、ド競合ですね(笑)。

そのためあえてキヤノンのレンズを選ぶ理由はあまりないように感じます。画角や、価格面がこの「使えるの?」シリーズの有用性だとするとあまり実用的な組み合わせではないかもしれません。ただし、すでにこのレンズやMC-11を所有している場合なら十分考えうる組み合わせといえます。好んで使う場合・・・そうだなぁ、強いて言えば重さやサイズが若干キヤノンがコンパクトなこと・・・でしょうかね。【今回のレンズの最新価格はこちら】

<LENS DATA>
キヤノン EF70-200mm F4L IS USM
【良かった点】
Lレンズとしての期待通りの動き。軽量・小径レンズとしての若干の優位性。
マウントアダプターだから・・・という減点はあまりない印象。
【気になる点】
ISレンズなのでボディ内手ブレ補正との兼ね合いは要検証。
手ブレ補正絡みはボディにも起因するスペックのため最新のA7IIIでも組み合わせてみたい。
価格面でのメリットが薄く、あえてこの組み合わせを選ぶのはキヤノンのレフ機との掛け持ちや乗り換え組?
【総合評価】○(使える!)

このように手持ちのレンズでいろいろ試せるのも隠れた楽しみになっています。
今回はホント焦りました、手ブレ補正は盲点でした・・・。いやぁ、経験増やさねば。
今後も気になる組み合わせを調査します!お楽しみに♪


※この記事内容は各社が使用を推奨するモノではありません。あくまでいちユーザーの好奇心で実験、公開したものですので実際に使用する際は自己責任で、お楽しみください。

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