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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

運動会-走る競技Vol.029 2011年09月16日更新

週末に家族で川遊びに行ってみたらもう赤とんぼが飛んでいました。 まだまだ残暑のきつい日もありますが、
季節は秋です。来月は運動会、子供たちのがんばりとキラキラの笑顔をアルバムの一ページに残しましょう。
今回は徒競走やリレーなど、走る競技を撮るコツを紹介します。

できれは一眼レフに望遠ズーム

まずは機材なのですが運動会の写真を保護者の立場で撮るには一眼レフと望遠ズームが一番です。PTAの広報係などになると観覧席からではなくだいぶ近くから撮る事もきでますが、そうでもない限り遠い観覧席から撮らなければならないので望遠ズームが必要です。また、走ってるところを撮るには一眼レフくいらいのレスポンスがないと思い通りに撮るのは難しいと思います。一眼レフを持っているなら、ちょっとかさばるのを我慢して一眼レフを持っていきましょう。ちなみに今回の作例を撮ったときはレンズは80-200ミリの望遠ズームを使いました。

(1)遠いうちは全身

(1)遠いうちは全身

設定はシャッター1/500以上、AFはAF-Cモードで

走っているところはぶれやすいので高速シャッターが必要です。できれば1/500以上のシャッター速度をキープしましょう。山岡は普段Aモードを使っているのでAのまま絞りを開放にセットして撮っています。このときファインダーでシャッター速度をチェックしてシャッター速度が1/500より遅かったら感度を上げることにしています。この作例を撮ったときはISO400 でした。また、AFモードですがAF―Cにセットします。これなら動く子供にピントを合わせ続けながら撮る事ができます。以上の設定が「わからない…」場合はシーンモードのなかのスポーツモードにセットしましょう。たいていは人が走っているイラストで表記されているビギナー向けの撮影モードです。

(2)近くに来たらアップ

(2)近くに来たらアップ

ポジション

徒競走などを撮るのに一番撮りやすい場所は直線コースの正面のポジションです。あらかじめ子供たちに「どこからスタートしてどこがゴールなのか」を聞いて確認しておきましょう。直線コースの正面はファインダーで追うのも楽だし枚数が多く撮れるのでたくさん撮った中からいい写真をえらべばいいのです。正面にいるとスタート直後は遠いので全身が入るように撮り(作例(1))、近づいてきたらそのままアップで撮りましょう(作例(2))。走っている子供をファインダーで追いながらズーミングするのは慣れないと結構難しいので、最初から目いっぱい望遠にしておいてそのまま最後まで撮ったほうが失敗が少なくてすみます。


(3)他の子も入れる

(3)他の子も入れる

一緒に走っている他の子も入れると臨場感が出る

こういった走る競技の場合画面に周りの運動会らしい様子を入れると臨場感が出ます。背景に旗を振る応援団や走っている子を応援する子供たちがボケで入っているとか、自分の子供だけでなく一緒に走っているほかの子も一緒に画面に入れると、いかにも競り合ってる感じで臨場感が出ます(作例(3))。

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