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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

運動会(2)-団体競技を撮るVol.030 2011年09月23日更新

今週は先週に引き続き運動会の写真です。
今週は団体競技を撮るときのヒントを紹介します。
一口に団体競技といっても綱引きや騎馬戦、飛びつき綱引き、玉入れなどいろいろな競技があります。
団体競技はチーム戦ですからいっしょに競技に出ている友達との楽しい表情がメインです。
楽しい運動会のイメージで撮ってみましょう。

(1)お友達との楽しい表情がメイン

(1)お友達との楽しい表情がメイン

まずは同じチームの友達と一緒のカットを

作例(1)は4人5脚リレーです。パイロンを並べたコースをジグザグに走って次のチームにバトンタッチという進行でした。一番撮りやすい正面に場所をとって、望遠ズーム(80-200ミリ)で何枚か撮ったうちの一枚です。4人の友達同士で楽しそうな表情で走ってくるところを狙いましょう。AFモードはAF-Cにセットしましょう。AF-Sだと後ろにピントがずれたピンボケになってしまいます。シャッター速度も速めに設定しましょう1/500秒以上の高速シャッターがお勧めです。細かい設定がわからない場合はISO感度を400くらいにしてスポーツモードに合わせておくといいでしょう。


(2)アップも一枚

(2)アップも一枚

(3)全体の様子がわかるカットも一枚

(3)全体の様子がわかるカットも一枚

全体の様子がわかる写真も撮っておく

作例(2)と(3)はバルーンの演技です。もちろん自分の子が主役ですからアップで楽しそうなところを狙って撮ります。ただ、せっかくのビジュアルのきれいなバルーンの演技なので全体の様子がわかる写真も一枚撮っておくとあとでアルバムに組むときにページに変化が出ていいと思います。何年か後で見るときにも、「これ、きれいだったわね」と思い出の手助けをしてくれる一枚になります。このときは上からぶる下がっている、クス玉も一緒に入るようにフレーミングしました。こういうカットを撮らないとクス玉や旗の写真はなかなか残せません。組体操なども全体を撮ると迫力のある写真になります。もし可能ならこういった全体を写す写真のときだけは上から撮るといいでしょう。2階のベランダなどが開放されていればそこから撮るのがおすすめです。

勝った瞬間もシャッターチャンス

団体競技では玉入れのようにひとまず戦い終わってから、あらためて「○○チームの勝ち」や「一番は○○組」といったアナウンスで勝敗が発表されることがほとんどです。このときたいてい勝ったチームの子供たちは喜んで飛び上がります。競技が終わって発表が始まったらすかさず子供たちを狙ってシャッターチャンスを待ちましょう。楽しい運動会のイメージにぴったりの笑顔の瞬間を撮る事ができます。

(4)勝った瞬間を撮る

(4)勝った瞬間を撮る

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